ブラジル南部=リオ・グランデ・ド・スル州を洪水が襲う=必死で救援にあたる消防隊員=大統領も上空か | 私たちの50年!!

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1962年5月にサントス港に着いたあるぜんちな丸第12次航の同船者仲間681人の移住先国への定着の過程を書き残すのが目的です。

ブラジル南部=リオ・グランデ・ド・スル州を洪水が襲う=必死で救援にあたる消防隊員=大統領も上空から視察 ニッケイ新聞WEB版より

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リオ・グランデ・ド・スル州の水害の様子をヘリで視察するテメル大統領(Beto Barata/PR)写真ニュース

 ブラジル南部リオ・グランデ・ド・スル州ロランテ市が6日に豪雨が見舞われ、市内各所で洪水などの甚大な被害が出た事を受け、週末の7、8日にボランティア・スタッフが援護活動を行った。
 近隣の都市住民をはじめとする有志が同市の被害者援助のために寄付した品は、衣類だけで3トンを超え、乾麺その他の食料品などを詰めた基本物資入りのバスケットも4千個が用意された。
 ロランテ市内の教会のサロンには、寄付の物資を受け取り、仕分けなどを行う支援センターが設置された。
 被災者が特に必要としているのは、衣類や家具類、衛生・清掃用品などだ。ロランテ市防災局のロザーニ・シュミット氏は、「とにかく家具が足りない。住民は水害で全てを失ってしまった」と語っている。
 支援センターにはサンパウロからの災害応答ユニットも着いて、援助の手を差し伸べている。このユニットには、1日3回、あわせて1万5千食を供給するトラックも同伴し、活躍している。
 同センターでは7日以降、工業用洗濯機が稼動し、既に2トン以上の衣類を洗濯している。
 「木曜日の夜以来、私はロランテ市のために休まず働いている。洪水で全てを失った家族が山ほどいるんだ。我々は被災者がどんな状況に置かれているかをつぶさに見てきた。被災者に清掃用品や基礎食料品セットを配ったりするのを手伝っているけど、ロランテの状況はまだまだ大変だ」と語るのは、ボランティアとして同センターに詰めている消防士のラウリ・レッキさんだ。
 当地で発生した洪水と濁流は、およそ6600人に被害をもたらした。
 水害のため、一時は400世帯が住居からの退去を余儀なくされたが、9日の時点では、多くが帰宅を果たしている。
 9日にはロランテ市の職員が、各世帯が今何を必要としているかを調査するために、各住居を訪問した。寄付の品を受け取りたい住民は、市役所の窓口にその旨を登録する必要がある。
  「街の木々は流されてしまった。我々は植えなおしてすぐに復元する必要がある。そのためには連邦政府の援助が必要だ。人々が一刻でも早く元の生活に戻るための支援が不可欠だ」とアジミール・ゴンサウヴェス市長は訴えた。
 9日に被災地を訪れたミシェル・テメル大統領は、ヘリで上空視察をした後、市長らと対策を協議した。(9日付G1サイト、フォトス・プブリカスなどより)

地元紙でもロランテ地域での水害で土砂がグアイバー河に流れ込みその泥が混じった水がポルトアレグレにも到達したとの事でグアイバ河の水の色が真っ赤になったと写真入りで報道していた。

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