私は筆は遅い方です。

以前、林亮太先生のお教室に通っていた時に、その日に先生から課題を出されるパターンがあるのですが、

いきなりデッサンで形を取り、色を付けていきます。

周りの方は皆さん何年もやっている経験者。一方私は初めて半年もしない超初心者。

デッサンのやり方もよく分からず、見様見真似で頑張って形を取り、何とか色をつけようか、と言う段階で大体時間切れ。(笑)


最後に全員の作品をホワイトポードに張り、先生が講評を述べてくれるのですが、

その並んだ作品で色が着いてないとか、描き途中みたいなのは大体私でした。(笑)


『え!?もう皆んな色付けやってんの??』


とビックリもしたし、恥ずかしかったりもしました。(笑)

まあ、まだ初心者だったので、それも仕方ないか。とあっけらかんとしていられたが、何年もそれだと流石に凹むだろうなぁ。(笑)

林先生曰く、「仕事とかで納期が決まっている訳では無いのだから、描くスピードは関係ない。時間が掛かっても丁寧にやった方が、力にもなる。」

と仰ってくれて、そうか!気にしなくても良いんだ!と思い今日までやってきた。


勿論その事は間違いでは無いと思うのだが、今度は別に新たな問題が出てきた。つまりそれは…





飽きる




という事だ。(笑)

いや〜、流石にそこまでは考えていなかったが、やはり長い事同じ物を描いていると飽きはくる。

私の場合、技法書をやったり塗り絵をやったりで、気分転換をしつつ、と思ってやってはいたが、

飽きがくると、そもそもその絵を描こうと言うモチベーションが出てこなくなる。

次のモチーフとかも考えてしまうし、なかなか集中はしにくい。

1つの絵に半年とか一年とか掛ける人って凄いよなぁ〜って思います。


急いで雑に描くのは駄目だけれども、丁寧過ぎて遅過ぎるのもまた駄目である。

丁寧に描きつつも、飽きが来ない内に終わらせてしまう。と言う事が大事だなぁと最近つくづく思うようになった。

今後は少し描くスピードを上げて行く事を目標にしようと思います。