北星鉛筆のコンテスト最終選考を見た後、無性に絵が描きたくなり、
河合ひとみさんの「花の色鉛筆ワークブック」から、Lesson 11 バラ「カフェオレ」をやりました。
まだ原田シンジさんの紫陽花も残っており、今週はそっちを終わらせたかったのですが、
河合さんの絵がどうしても描きたかったので、一先ず先にこっちをやりました。
合間に少し仕事したり、夕飯を食べたりと、ぶっ続けでは無かったですが、凄く集中して仕上げました。
とにかくお手本をもっと良く見て、とにかく正確に!
丁寧に雑にならない様に気を付けながら塗りました。
別に普段から雑に塗っているつもりはありませんが、今回は特別意識して塗って見ました。
何となく【それっぽく】ではなく、超そっくりに!と言うのも意識しました。
毎回描いてから気付きますが、お手本は全て描き終えた状態。全ての色を乗せると、この色になるんですよね。
それがつい最初の段階で、ここまで持って行きそうになります。
そうすると、仕上がりがお手本より濃くなるし、そもそも後半の色が殆ど乗らなくなります。
ってか、相変わらず色が多いですね〜。本当にこんなに色必要かな??
それに写真はもう少し明るい花なんですが、河合先生のお手本はかなり暗いです。
これも印刷の都合で色が変わっている可能性もあり、原画はもっと明るいのかも知れません。
いつも河合先生のお手本を見て描いていますが、多少写真の要素を入れて描いても良いのかもしれません。
今回凄くよく見て描いていたからか、後から色が見えてくるって現象がありました。
最初に見ていた印象だと、花弁は全体的に茶色っぽい色なのですが、後半になると、茶色だけでなく、黄色味を帯びた部分や、緑が含まれている部分があったりしました。
最初からそれが見えれば、塗り加減も変わってくるのでしょうが、散々塗った後なので、あまり変化は付けられなかったです。(笑)
つまりモチーフの観察力が弱いのではないか?と思いました。思い込みで描かない事が大事。
よりリアルに描く為に、細かい部分の変化を見過ごさないって事が大事なんじゃないかな?と思いました。
時間は合計で3時間くらい。やはりこれくらいの分量だと描きやすいですね。
一輪だけ描く事からスタートさせているって言うのは、やっぱり段階をよく考えられたテキストなんだなぁと思いました。