銀座伊東屋で行われていた色鉛筆アート2024へ行ってきました。

多くの作家さんがさんが参加されているので、見に行かれた方も多いのではないでしょうか?

私は勿論、師匠の三上詩絵先生目当てで、先生の在廊時間に合わせていきましたが、今回はあまり長くお話し出来ませんでした。まあ毎週会ってるから良いか。(笑)


珍しく川の風景画がありました!水彩画を描かれていた時は風景画も多かったのですが、色鉛筆画での風景画は少ないので貴重でした。

そして何より桜の絵が圧巻でした。


今回、長浦将也さんと直接お話しする事が出来ました。

(写真撮り忘れてしまいました。(泣))

紙質がちょっと変わっていて、興味があったので、三上先生が「直接聞いてみます?」と長浦さんを呼んで下さいました。

紙はご自身で加工されており、程よく色鉛筆が削れる感じでパステル画の様な仕上がりになるそうです。

使っている色鉛筆や紙の話、教室でのレッスン内容なども色々伺えて、とても勉強になりました。

本当に十人十色で色々な方法があるのだなぁ〜と思いました。


こちらは村松薫さんの作品。

私もバラの絵は好きなので、尊敬する方の1人ですが、他の方と話されていたし、コミュ障なので、自ら話しかけには行けません。(笑)

本当はじっくりとお話しを聞いて見たかったのですが残念です。因みにご本人様は凛とした姿のとても素敵な雰囲気の方でした。

真ん中にある葉っぱの絵は彼女の著書にある課題ですが、自分が模写した奴をスマホにかざしながら、何が違うのか?見比べてしまいました。(笑)

影が凄い綺麗に描かれているし、あと水滴が全然違う!村松さんの方がよりリアル!まあ、当たり前ですが。(笑)


こちらは安部祐一朗さんの作品。

私が色鉛筆画を始めるキッカケにもなった方。

以前個展にも伺ったし、塗りが綺麗なのは十分承知しておりますが、やっぱり実物も綺麗でした。

白背景ばかりなので、マットにこうして色が入っていると雰囲気出ますね!

凄い人気で、在廊日にはサインと写真待ちの長蛇の列だったそう…色鉛筆画のアイドルですな。



こちらは音海はるさんの作品。

以前、はるさんの『リアルすぎる色鉛筆テク』で動物の描き方を練習した事があったので、実物をマジマジと見てきました。

ヒゲは鉄筆で掘っているなぁ〜って分かりますが、他の細かい毛はあまり掘っている感じはしないですね。

で、意外とボカしが上手いんだなぁと思いました。

ついリアルな毛並みに目が行きますが、実はそれ以外のボカしている所の描き方が相当上手い!

それにより、より毛並みが引き立つって感じになるんでしょうね。


今回、一つ一つの接写は禁止となっていたので、あまり写真を撮っていなかったのですが、どの作品もとても素晴らしかったです。

勿論個性はあり、好き嫌いはあるかもしれませんが、やはり皆さん一定以上のスキルがある方ばかりで、並んでいる作品は皆一級品でした。

やっぱり有名になる人はそれなりの力があるんですね。妙に納得してしまいました。

まあ当たり前だけれども、なんか凄すぎて自信を無くします。(笑)自分なんて全然ダメじゃん。って落ち込みます。(そもそも張り合うレベルではありませんが)

一方、直ぐ絵を描きたい衝動にもかられ、帰ってから直ぐに絵を描きました。描かずにはいられません。

もっともっと上達したい!上手くなりたい!そんな気持ちにさせてくれる展覧会でした。