ビタミンカラーの続きです。

前回はここまで書きました。


先生に『なんか暗い気がするんですが…?』と質問したら、「赤みが足りないからですかね?」と言われました。

赤み!?って感じですが、指摘されると、『うーん、確かに赤いかも?』と見えてきます。

私と先生とでは、見えている世界が違う様です。

こう言う所がレッスンを受ける価値なんですよねぇ〜。

才能がある人は自分で気付くのでしょうが、私の様な凡人はこうやってアドバイスをされないといつまでも気付きません。(笑)

右端の2本は少しオレンジを足しています。なんか良い感じになってきました!


それとしつこく塗りまくるので、玉が出来やすくなるのが悩みだと話した所、

そもそも塗り方が薄過ぎると言われました。いきなり強く塗る事はしないまでも、ある程度濃さがある色なのに、そんなに薄く塗っていても手数が増えるだけだとの事。なるほど!

それと場合によっては、近い緑色の色鉛筆を使って、混色する回数を減らすのも手だと教わり、手前の3本は緑の色鉛筆(168)を使ってみました。

茎の部分に168を使ってみました。

確かに手数は少なくなりますが、微妙な色の変化は出し難い感じはしますね。難しい所です。


ただ、今回描いていて感じたのは、やはりあまり同じ箇所を何度も塗らない方が良いと感じました。

これまで薄く丁寧に重ねる事が、綺麗に描けるコツだと思っていたのですが、

あまり薄過ぎるのは、やっても効果が薄く、手間と時間を掛けるだけです。

私の塗りが遅いのは、丁寧だからと言うよりも、しつこく同じ所を何度も塗っているからいけないのだと思いました。

なるべく手数を少なくして、手早く仕上げる。でも雑にもしない。これが極意なのかもしれません。


さて、あとは残りの葉っぱを描いて、全体の色補正をしたら完成です。来週までには仕上がるかな?