今日あった宇多田ヒカルのライブの抽選に落ちてしまい、とてもガックリきている今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
聞くところによると宇多田ヒカルのライブに100万人の応募があったとか。
そりゃあ落ちもするわなと思う反面、じゃあなんで5年前は俺当たったんだ?!とも思う反面。
残すはベストアルバムの購入者特典の応募くらいでしょうか。
当たる気しねえなぁ。……
さて。
海外ドラマ『glee』が終わって以来、海外の音楽(ダンスミュージックを除く)に対して興味がなくなってしまいグラミー賞授賞式をリアタイで追うことは無くなってしまったんですが、スーパーボウルとアカデミー賞授賞式はしっかりとお休みを申請して見ておりまして、御多分に洩れずに昨日、WOWOWでアカデミー賞授賞式をオンタイムで見ておりました。
ほとんどテレビを見ない生活を送ってるのでアレですが、まあ『ゴジラ-1.0』と『君たちはどう生きるか』で持ちきりのことでしょう。
なので、そこの部分は割愛しておきますが。
やっぱりアカデミー賞授賞式って、エンタメとしても十分に機能してまして、司会のジミー・キンメルがロバートダウニーJrに対して『オッペンハイマー』における君の演技はまさにキャリアハイじゃないのかってくらいに素晴らしかったねと讃えつつ、でも若い頃にもっとハイだったこともあったかもしれないけどね、……見たいなジョークとか。
プレゼンターのジョン・シナが衣装デザインの重要さを示すためにアキラ100%よろしく全裸に受賞通知書で局部を隠しながら登場したり、とか。
『落下の解剖学』のワンちゃんの佇まいとか。
ロバート・デ・ニーロとジョディ・フォスターが一緒に映ったり、『バービー』の歌曲賞に選ばれたライアン・ゴズリングがエマ・ストーンの後ろから歌い始めたりとか。
ショーン・レノンのジョン・レノン感とか。
そういった部分が一番楽しいんですよね。
で。
個人的に印象に残ったのは、『哀れなるものたち』がメイクアップ・スタイリング賞と美術賞と衣装デザイン賞を総ナメしたこと。
その3つって要するに「世界観賞」じゃないですか。
てことは、あの世界観がそれだけ群を抜いて凄かったってことですよね。
それはすごく納得!って感じですよね。
次に残ってるのは『関心領域』という映画。
いやこれは絶対に面白いに決まってる!!っていう発見ですね。
日本では5月に公開だそうでして、超楽しみです。
あとは『ゴジラ-1.0』が受賞した視覚効果賞のプレゼンターにシュワちゃんとダニー・デヴィートが登場して俺たちの敵のバットマンはどこだ?!っていったら客席にマイケル・キートンがいるっていう。
『ゴジラ-1.0』が受賞ねぇ、……なんて思いつつも、でも映画監督が視覚効果賞を受賞するのって『2001年宇宙の旅』のキューブリック以来55年ぶりだそうで、そこはなんかまあ、なかなかすごいですよね。
あとはゴズリングの歌唱パフォーマンスは圧巻でしたが、受賞したのはビリー・アイリッシュっていう。
てかビリー・アイリッシュすごすぎじゃね?
なんて色々ありつつ、やっぱり一番目に着いたのは追悼セクションでの坂本龍一の写真ですよね。
アカデミー賞的にはやっぱり『ラストエンペラー』の坂本龍一なんでしょうが、ねぇ。
亡くなった気がまだ薄いんですよね。
今も教授の本を読んでるから、冗談ではなく生きてる感じが生々しんですよ。
でも、ああやって追悼されると、やっぱりもう死んだんだなぁって実感が、まあなくはないかな?って。
でも、ジェーン・バーキンとかティナ・ターナーとかカール・ウェザースとかもね、いますからね。
薄識な私ですら知ってるような人たちがどんどん亡くなってしまいますね。
といった感じでしょうか。
あとはもう、早く『オッペンハイマー』が見たい。
でも、町山さん曰く、人物説明が全くもって省かれてるから、誰が誰を演じているのかサッパリわからないらしいっていうのは不安ですね。
ちょっと予習して行った方がいいんでしょうか。
あとは『DUNE』と『関心領域』と『アメリカン・フィクション』が見たいかなぁ。
ではでは。