私の好きなゲームデザイナーに小島秀夫監督がいるのですが、その氏のポッドキャストがSpotifyで全世界に向けて配信されてまして。
で。
Spotifyって他に何ができるの?なんて思いつつ、色々といじってみたんですが、これ、音楽無料で聞けるの?
ケン・イシイがチョイスしたテクノムジークとか、90年代のJ-POPとか無料で聞けちゃうの?
……すごくない?
そりゃあ川本真琴も怒るわけだよ。
でもまあ、私の場合、ケン・イシイがセレクトした曲を流し聴きして、琴線に引っかかった曲があればiTunesでDL購入してますよ。
Chris Liebingの『TIME』とか
久々のハードテクノで爆上がりですわな
さて。
猪木が亡くなる前から読んでいた本『新日本プロレス50年物語』第1巻を読み了えましたよ。
ほんと、すごいですよねぇ。
昭和プロレスを読んでる最中に当の本人亡くなっちゃうんだから。
なんかすっごい臨場感が。
ざっくり書いておきますが、まず力道山が日本プロレスを立ち上げ、ジャイアント馬場とアントニオ猪木をスカウト。
馬場は優しく育てられますが反対に猪木は厳しく育てられ、そんなこともあってか猪木に力道山に対する謀反の疑いがかかり、擦った揉んだの果てに猪木は日本プロレスを退団、仲間5人と一緒に立ち上げたのが新日本プロレスでございます。
で、そこからどうやって日本プロレス、あるいは馬場の全日本プロレス、国際プロレスに対抗していったのかが、プロレス評論家の流智美氏の結構パーソナルな視点から描かれております。
こういった歴史物語を読んでいく際、大事なことに「正確さ」というのがあるかもしれませんが、プロレスにおいてはその正確さというのはとっても測り難い。
なんせ、見た人それぞれの捉え方次第でどうとでも歪んでくるし、なんならプロレスラー達ですらもよくわかってない節がある。
有名な所に第1回IWGPの「猪木舌出し失神事件」というのがありますが、それだって真相は藪の中。
周囲の関係者がいろいろと語りますけど、それだって本当かどうか解ったもんじゃない。
まあ、それもある意味、あの時代のネットワークの無さが生み出したものかもしれませんよね。
今のご時世ならなんだってツイッターやらユーチューブやらで情報が取れちゃいますからね。
そんなノスタルジーと妙な熱量の充満した昭和プロレスを存分に個人的な視点で読めたのは面白かったですよね。
私のプロレス始まりは獣神ライガーからなんですね。
永井豪原作の漫画『獣神ライガー』がアニメ化され、それを子どもの頃に見てたわけです。
で、そんな獣神ライガーがプロレスラーとして出てくる、と。
まあ、平成版タイガーマスクですよ。
で、友達と一緒に夢中になって見てて、その流れでもう一人傑出してたのが長州力。
ハイスパートレスリングという短時間で決着をつけるようなパワフルさの熱気ですよ。
リキラリアットが出た瞬間の爆発する感じね。
あとは闘魂三銃士取り分け武藤敬司。
まあ、その辺は第2巻の平成期の時にでも。
さて、次。
もちろん、電気グルーヴのメロン牧場です。
あっという間に読んじゃうからなぁ。
ではでは。