阪急京都線の座席指定車両「PRiVACE」プライベースを見てきました! | よしひろ よしちゃん 鉄道写真館

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遂に運行が始まりました。阪急京都線の座席指定車両「PRiVACE」プライベースを見てきたではなく乗ってきたという報告をしたかったんですが…

乗車予定だった2024年7月22日つまり運行が始まって2日目に西京極駅で発生した人身事故の影響でサービスが停止してしまい乗ることができませんでした。

ちなみに約款には終端駅到着が30分以上遅れた場合に払い戻しの対象となると記載されています。

乗れなかったけど、せっかくだから走っている姿だけでも見たい! そう思って少しだけ撮影することに。

まず簡単に阪急京都線の座席指定車両「PRiVACE」プライベースについてご紹介しましょう。

阪急電鉄では初となる座席指定サービスで2024年現在、「特急」「準特急」「通勤特急」の一部列車の4号車に連結されています。

現在は1時間に2〜3本頻度での運行ですが、2025年頃には4〜6本まで拡大されるそう。




★阪急電鉄の駅券売機
「PRiVACE」プライベースの利用には乗車券(通常運賃)のほか座席指定券が必要で料金は一律500円となっています。

しかし駅券売機などでの販売はなくインターネット購入が原則で空席時には専属アテンダントから購入もできるようですね。

「PRiVACE」プライベースに使われている全て車両は2300系(2代目)なんですが、これが少し複雑なことになっています。

先程「PRiVACE」プライベースは1時間に2.3本設定されているとお話ししました。

しかし2300系は1編成1本しか製造されていません。

これで回せる訳がないですよね…
どうやって回しているのか。

なんと先に「PRiVACE」プライベース車両だこ6台製造され既存の特急車両として活躍する9300系に挟み込む形で運行されているんです!

2300系が出揃うまでの暫定的措置なので9300系に「PRiVACE」プライベースが連結しているのを見れるのは今だけでしょう。


★「PRiVACE」プライベースを連結した9300系電車
とても違和感ですね…






★「PRiVACE」プライベースを連結した9300系電車
なお9300系に挟み込まれた「PRiVACE」プライベース車両ですが形式は2300系のままなので、他形式が混合で走るという珍列車になっております。面白いですよね〜

現在、「PRiVACE」プライベース が連結されているのは2300系が1本と9300系が6本の合計7編成ですが、2300系が出揃うのは2025年頃と言われているので早めに記録する必要がありそうです。

そして今は1本しかない2300系も見れましたよ!



★阪急2300系(2代目)電車
阪急では珍しい運転台後ろに座席がなくJRの列車みたいに立つ空間が少しあるのみになっていました。

既存の9300系は8両編成11本が所属していますが、2300系では将来的に12本と1本増備されると言われています。

「PRiVACE」プライベースは遅延時にはどうなっているのか。




★「PRiVACE」プライベース
そして気になられた方も多いでしょう。
停車中に他の一般車両の扉が開くとサービス中止をしている「PRiVACE」プライベース車両も同じく扉が開くんですが、横断幕のようなものが設置され完全に入ることはできなくなっていました。

京阪プレミアムカーも遅延時は完全封鎖でしたね。なおJRの新快速Aシートは大半が無料開放されています。


★「PRiVACE」プライベース パンフレット
以前に座席体験イベントで座ってみましたが、やっぱり実際に乗ってみたいですね!


また乗ったらブログに載せたいと思います♪