みなさんこんにちは!よしひろよしちゃんです。
今回は大阪から美味しいものと共に鉄道旅ができるものをご紹介します。
よく聞かれるのが大阪駅名物の駅弁ってなんですか?という質問です。
新大阪駅や大阪駅では淡路屋(神戸駅)やまねき食品(姫路駅)などの駅弁をよく目にしますが、これは大阪駅弁ではありません。
★水了軒 八角弁当
水了軒が大阪駅(新大阪駅・天王寺駅など)で展開(社団法人日本鉄道構内営業中央会に加盟)されていましたが2010年に営業が停止。自己破産申請と即日破産手続開始され2012年に関連ブランドを他会社に売却し現在に至っています。
そのため今は駅構内に店舗がなく商品も八角弁当のみとなっているため知らない方も多いかもしれませんね。
おそらく皆さんが、大阪土産で美味しいものと一番思いつくのは、551蓬莱ではないでしょうか。
★551蓬莱 豚饅
全く駅弁と関係ないですが、大阪周辺ほとんどの主要駅や百貨店に店舗があると思います。
★551蓬莱 紙袋
この紙袋、関西の方なら1度は見たことあるでしょう。これを見るとあの人は豚饅を買ったんだな!とわかります。近づくといい匂い!?がするんですよね^_^
匂いは人に寄ります。好きな方もいれば嫌いな方もいるでしょう笑
ご存知の方がいらっしゃるかも知れませんが、新大阪駅構内にある某たこ焼き屋さんでたこ焼きを購入すると、新幹線と駅構内では食べないでくれというシールが容器に貼られています。
これはJR東海の関係会社が要請しているそうです。
しかし強制ではなく、ご遠慮ということで結論は周りに配慮しようということですよね。
ちなみに551蓬莱では列車内で食べないでくださいなどというアナウンスはありません。
★列車内で食べる豚饅
また最近はネット予約で座席を選択をできますから空いている車両を選び周りを気にせず食べることもできるでしょう。
それでも周りの目が気になるという方は新幹線など長距離特急列車が発着する駅にチルド商品(冷凍品)が販売されている場所があるところもあります。
中の人は、ずっと大阪在住なので出来立てホヤホヤの豚饅を買って帰り、すぐに食べるのでチルド商品を購入したことがありません笑
大阪周辺ほとんどの主要駅で見かける551蓬莱、本店は何処にあるのでしょうか?
★551蓬莱 戎橋本店
難波(なんば)に本店があり地下鉄(御堂筋線など)・南海本線・近鉄難波線(奈良線)・JR関西本線などから徒歩数分で行けます。
近くの名所は道頓堀のグリコネオン・大阪松竹座・高島屋大阪本店・大阪王将本店・ビックカメラなんば店など有名な場所のすぐ近くにあります。
★551蓬莱 戎橋本店 内部
1階はテイクアウト販売店で2階はレストランになっています。
★551蓬莱 レストランの料理
551蓬莱のレストランは、戎橋本店のほかに百貨店など一部店舗で展開されています。
主に中華料理が提供され定番の豚饅はセイロに入った状態で、できたてほかほかで食べることができます。
また戎橋本店でしか購入できない商品が何点かあります。
★豆沙饅(あんまん)
わざわざ来てでも食べる価値があります。
ものすごく美味しいです。このほか叉焼まんが戎橋本店及び梅田阪神店限定で販売されています。
皆さんは551の名前由来をご存知でしょうか?
会社のことを覚えてもらえるように万国共通の数字を使って創業当時の電話番号から味もサービスも全ての面で551(ここがいちばん)を目指そう!という語呂合わせの意味が含まれているそうです。
また蓬莱には桃源郷という意味が込められています。
1945年に3人の台湾人によって難波新地4番丁に蓬莱食堂ができたのが、はじまりです。創業当時はカレーライスを販売していたそうです。
1962年に食堂が火災被害に遭ったことをきっかけに1964年創業者の3人は3社に分離(のれん分け)することになります。
●株式会社蓬莱(551蓬莱)
●株式会社蓬莱本館
●株式会社蓬莱別館
現在、豚饅などを販売しているのは、皆さんご存知の551蓬莱(株式会社蓬莱)と株式会社蓬莱本館です。
★蓬莱本館
551蓬莱戎橋本店の隣に蓬莱本館があります。
蓬莱本館の店舗はここ戎橋のみとなっています。
551蓬莱はテイクアウトを中心に関西の主要駅や百貨店などで展開しています。おいしさをキープするため大阪市内にある工場から150分以内の場所にしか出店できないため関西以外に店舗がなく、わざわざ新幹線で持って帰るほどの人気なんですよね〜
そして蓬莱本館は、冷凍食品を中心に卸売りがされており全国の主要スーパーマーケットなどで、よく蓬莱本館の冷凍食品を見かけます。
もともとのルーツが同じで蓬莱食堂からスタートしていますが、テイクアウト中心・冷凍食品中心と分かれており共に大阪の食文化を守り発展しています。
なんば(戎橋)に初めて行った人が551蓬莱と蓬莱本館の2つ別会社で豚饅が売られていることを知らない方も多いそうですね。
どちらも大阪、難波名物ですから2つ買って食べ比べするのも良さそうです。
ここで551蓬莱で販売される主な商品をご紹介します。
★ちまき
餅米が使われ竹皮に包まれ、とても美味しいです。ときどき季節限定メニューが登場します。
★アイスキャンディー
昔ながらのアイスキャンディーで風呂上がりに食べるととても美味しいです。
夏限定の商品ですが戎橋本店のみ基本的に年中販売されているそうです。
このほか焼売や焼餃子・甘酢団子・特製ラーメンなど。さまざまなものが販売されています。
★551蓬莱 弁当
販売されている人気メニューを詰め合わせした弁当が販売されている店舗もあります。
しっかり定番メニューの豚饅も入っていますよ!
弁当が販売されている店舗も百貨店内で展開している所が多かったですが、新大阪駅駅舎内(改札外)のアルデ新大阪店に弁当が販売されています。ここで弁当を購入し列車内で食べれば駅弁と言えるかもしれません笑
★551蓬莱 店舗
551蓬莱の店舗は先ほども記載しました。
大阪周辺ほとんどの主要駅や百貨店にありますが、店舗によって販売形態が異なります。
お持ち帰り専門店・レストラン併設店・お弁当販売店・チルド商品専門店など
551蓬莱のホームページ店舗紹介に詳しく記載されているので確認されてから買いに行かれるのをおすすめします。
これも店舗に寄りますが、このようなあると便利な商品も販売されています。
★551蓬莱 電子レンジセイロ
セイロから蒸して食べる豚饅を家でも楽しむことができます。
★551蓬莱 保冷バッグ
よく見かける551蓬莱の紙袋と同じデザインをしています。繰り返し使えマニアにはたまりませんよね!
一番最初に大阪駅名物の駅弁ってなんですか?とよく聞かれると書きました。そして稀に551蓬莱が大阪駅弁ですか?と質問してくる方がいらっしゃいます。何故そう思ったの?と聞くとこれが理由だったみたい笑
★551蓬莱 JR大阪駅中央口店
上にKIOSKと書いてあるんですよね!
これは中々面白いです。
KIOSKと聞くと確かに、新聞やお菓子そして弁当が販売されているイメージがあるので遠目からだと売店と間違えてしまうかも。
ただJR大阪駅中央口店はチルド専門店で弁当は販売されていないので、どっちにしても駅弁(お弁当)をここで購入することはできませんね。
いかがだったでしょうか?
今回は大阪のうまいもんと鉄道旅と題して、かつて大阪駅などで展開されていた駅弁の水了軒と現在、大阪駅などから全国各地に鉄道を利用し手土産として愛される551蓬莱についてご紹介しました。
大阪はくいだおれの街。これ以外にもたくさんの大阪名物、うまいもんはいっぱいあります!また機会があれば続編を投稿したいと思います。
ご覧いただきありがとうございました。
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