No.0700

 

こんにちは!

 

高見 義裕です

 

 

 

 

No.0640から始まった、

 

子供の頃の新興宗教の話のつづき

 

 

第33話はコチラダウンダウンダウン

 

 

 

 

 

 

最初からはコチラダウンダウンダウン

 

 

 

 

僕は長年、

 

自分はかわいそうな家庭に生まれ育ったと

 

思ってきた

 

 

 

事実、

 

他の家庭とは違う価値観、

 

生活習慣によって

 

時には苦しい思いもし、

 

 

 

 

また周りから奇異の目で見られたことも

 

あったのかもしれない

 

 

 

逆に、

 

自分で思っている以上に普通で

 

すごく恵まれている家庭

 

だったのかもしれない

 

 

 

 

だけど、

 

そんな劣等感のせいで

 

家族はまとまらず、

 

 

 

小さい頃から既に

 

家族が崩壊していくような

 

そんな危うさを感じていた

 

 

 

 

大きくなり、

 

教団を離れ、

 

「普通」と思っている社会に

 

触れて行くにつれ、

 

 

 

今度は自分から、

 

 

 

「こんな家族なんか

 

自然にバラバラに

 

なっていけばいい」

 

 

 

とさえ思っていた

 

 

 

 

だけど、

 

不幸な事故で弟が亡くなり、

 

家族にとって

 

絶えがたい苦痛と

 

様々な混沌があり、

 

 

 

その最後に

 

こうやって

 

家族で弟の墓の前に立った時に、

 

 

 

これまでには感じたことのなかった

 

家族の、

 

家族だけの一体感を感じた

 

 

 

父も母も、

 

弟をはじめ

 

5人の子供達のことを

 

心から大切に思い、

 

大人になるまでずっと育ててくれた

 

 

 

 

その想いかたは、

 

子供の時には理解できなかったけど、

 

 

 

子供を失った悲しみにくれる

 

父と母を見て、

 

ようやく理解することができた

 

 

 

 

父も母も

 

苦しみ悩み、模索しながら

 

一生懸命だったのだ

 

 

 

そして今、

 

父も母も兄も弟も、

 

皆同じ気持ちで

 

弟のいる墓に集まっている

 

 

 

 

みんなが弟を想い、

 

隣に立つ家族の苦しみを思いあい、

 

家族だけの時間を過ごしている

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この日からだいぶ立って、

 

気づけたことがあった

 

 

 

 

こういう時間は、

 

日常の一部である「家の中」や、

 

人で溢れかえるような「セレモニー」では

 

過ごすことができない

 

 

 

 

日常から少し離れ、

 

親しい人だけで過ごすことのできる

 

「お墓」という空間が

 

この空気をもたらしてくれる

 

 

 

お墓に集まることで

 

家族の絆が強くなる

 

 

 

 

これこそが

 

お墓のもつ

 

「見えない力」

 

なのだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お墓はなんのためにあるのか?

 

 

 

 

10万年前、

 

ネアンデルタール人の時代から

 

埋葬、

 

という文化があったそうです

 

 

 

後期には

 

花を添えた痕跡もあるとか

 

 

 

喪失に苦しみながら、

 

故人を送り出す

 

というのは、

 

人間に備わった本能です

 

 

 

 

本能だから、

 

大事な人を失った時、

 

家族の誰もが

 

それに参加したくなるんです

 

 

 

そして、

 

同じ墓の前に立つという行為が

 

残された家族の絆を

 

また強くしてくれるんです

 

 

 

 

それまでにあった

 

どんな確執も

 

乗り越えてしまうくらい、

 

その本能は強力だし、

 

大事にしなければいけないんです

 

 

 

 

 

もし、

 

大切な人が亡くなったなら、

 

お墓を建ててください

 

 

 

みんなでその人を思い出し、

 

本音でゆっくり語り合い、

 

絆を強くする場所になります

 

 

 

 

 

もし、

 

あなたに大切な人がいて、

 

あなたが先に亡くなったら

 

あなたのお墓を建てるように

 

準備しておいてください

 

 

 

あなたを慕う人が

 

その前に集まり、

 

残されたその人たち同士の

 

絆がより強くなります

 

 

 

 

もし、

 

既にご家庭にお墓があるなら

 

ぜひ大切にしてください

 

 

それは、

 

あなたの大切な人との絆を

 

強く守ってくれます

 

 

 

 

 

お墓には、

 

残された人たちの

 

絆を強くする

 

「見えない力」

 

があるんです

 

 

 

 

 

 

 

ここからが本題

 

 

 

 

 

 

もし、

 

その大切なお墓が、

 

汚れてしまっていては

 

どうでしょうか?

 

 

 

 

名前はもう読めず、

 

触りたくもないくらいに

 

茶色くなっていたらどうでしょうか?

 

 

 

 

 

そんな状態では、

 

「見えない力」

 

は生まれません!!

 

 

 

 

きれいに整えられていて、

 

向かい合いたくなる状態だからこそ

 

見えない力が湧いてくるんです

 

 

 

 

だから、

 

お墓が汚れていたら

クリーニングしないといけない

 

んです!!

 

 

 

 

 

 

新興宗教の呪縛編

 

 

 

 

 

 

 

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