水の中に入らずに水中360度動画を撮影する方法 | 溜池に食べに行け

水の中に入らずに水中360度動画を撮影する方法

普段は、ダイビングのときに水中ハウジングケースを使って、水中360度動画を撮影していたのですが、人が水中にいると、餌付けのときくらいしか魚が寄ってこないので、もうちょっと自然な動画が取れないかなぁ~と思って、カメラだけを水中に投入することを試してみました。

RICOH THETAの水中ハウジングケースTW-1に紐をつないで水中に投下すれば、水の中に入らなくても水中360度動画を撮影できます。

 

TW-1の他に用意するものは以下のとおりです。

  • 釣り用の重り
  • 携帯ストラップ
  • 釣り糸
  • プラスチックバンド(タイラップなど)


TW-1下部の防水フタ開閉のピン部分に携帯ストラップを結び、その先に釣り用の重りをつなげます。

 

 

TW-1上部の球形の下あたりをプラスチックバンドでぐるりと巻き、そこに釣り糸を結びます。

 

全体として、こんなかんじになります。

 

 

あとは、THETAの動画撮影を開始して、釣り糸をしっかりと持ったまま、こんなかんじで、TW-1を水中に投下します。
 

 

すると、こんな動画が撮影できます。
 

 

釣り糸だけだと、自分の真下の水中しか撮れませんが、釣り糸の途中に、ペットボトルを腰にぶら下げるホルダー(百均でも売ってます)をつなげると、釣りの浮きを遠くに投げるのと同じようにすることで、自分から離れたところの水中まで撮影できます。

 




なんか、めんどくさい・・・もっと簡単にできないものかということでしたら、実はもっと簡単な方法もあります。

それは、TW-1を自撮り棒に取り付けて、それを水面から水中に差し込むという方法です。
この場合には、以下のように動画の上下が反転したものになります。

 

 

 

そこで、THETAのアプリで天頂補正をすると、以下のような動画にできます。

 

 

ということで、水の中に入らなくても、水中360度動画を撮影することができました。