実家だった空き家を子供に渡す方法 | 豊かな暮らし方ブログ

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こんにちは

豊かな暮らし方コンサルタントの

太田よしひろですびっくりマーク

 

 

今回は実家を子供に渡す方法を

お話したいと思います照れ

 

 

実家を子供に渡したい

親としては切実な気持ちですねキューン

 

 

子供に渡すから

あとは売るなり、住むなり子供の

好きにしてちょうだい

そんな方をたくさん見てきました

 

 

しかし

渡すことはけして「簡単」ではないのです驚き

 

 

 

 

 

その理由は、

贈与になってしまうことで

「贈与税の対象になってしまう」からです無気力

 

 

 

しかも

贈与税の税率はとても高く

課税対象となる価格によっては

不動産などの資産の贈与は

多額の税金がかかってしまう可能性があるのですガーン

 

 

えー

子供にただ譲り渡したいだけなのに

どうして高い税金とられなければならないのびっくりマーク

そう思った方も多いのではないでしょうか知らんぷり

 

 

私が思うに

このような状況の背景としては、

簡単に不動産の贈与ができてしまうと

相続時の税金や売却時の税金を

国がとりっぱくれてしまう可能性が

大きいのではないでしょうか

 

 

では、

どうすればよいのでしょう??

 

 

 

 

選択肢としては、

✓贈与を諦めて相続財産として渡す

✓売却して暦年贈与で少しづつ現金で渡す

 

 

などの方法がありますが

当初予定していた内容とは違うし

何だかスッキリしないですよね知らんぷり

 

 

そんな方のためにもう一つの選択肢があります

それは今回の本題になる「相続時精算課税制度」です!

 

 

名前の時点で難しそうな感じがしてますね無気力無気力

 

 

この制度を簡単に言うと

現時点で贈与は行うが贈与ではなく

相続財産として相続時に相続税の対象になる制度です

 

 

ん??

税金払うのが先延ばしされるだけ??

と思ってしまいますが

この制度を選択するメリットがありますにっこり

 

 

 

✓贈与税より相続税の方が税率が低く控除が大きい

✓不動産の名義は変わるので相続時にもめることがなくなる

✓制度を使った時点の価格が相続財産になるので価格上昇の備えになる

✓家賃収入がある場合、名義変更後の収入は贈与や相続の対象ではなくなる

 

 

などの内容です

 

しかし

誰でもこの制度を受けられる訳ではなく

一定の条件に該当する必要があります

 

 

 

 

 

 

例えば、

親の年齢が60歳以上、子供の年齢が18歳以上である場合などです

 

 

一定の条件に該当すれば2,500万円までは贈与時においては非課税となりますし

2,500万円を超える部分も一律20%の贈与税率になります

 

 

この相続時精算課税制度ですが2024年に改正がありました

中でも私が注目したメイントピックは

110万円の暦年贈与も同時に使うことができることです

 

 

実はこの改正がある以前は、

この制度を検討している方も

暦年贈与が使えなくなることで、

総合的なメリットが感じられなくて

見送る方がとても多かった訳です

 

 

しかし、

メリットも感じやすく

とても使いやすい制度になってきたと思います

 

実家を子供に譲り渡したい方

相続時精算課税制度も選択肢の1つにして検討されてはいかがでしょうか照れ

 

 

最後にあなたの大切な人に譲り渡したい物はなんですか?

応援していますスター指差し

 

 

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