「イテッ」事件
静かな昼下がり。
考え事をして普通に歩いていたら、頭が何かにぶつかり、「イテッ」。
そしたら、すれ違いざまのお兄さんが「ハハハー」と響く声で高笑い、遠ざかっていく。
見たら、道端のお店の鉄の30センチ四方くらいの看板が歩道に90度でぶら下がっていて、道際近いところを歩いていたから、それにおでこをぶつけた。幸い、上からぶら下がっていただけで、固定されたものでなく、衝撃は致命的でなかった。
それにしても、見知らぬお兄さんの記憶に残る高笑い。人は、小さな不幸を笑うもんだ。
静かな昼下がり。
考え事をして普通に歩いていたら、頭が何かにぶつかり、「イテッ」。
そしたら、すれ違いざまのお兄さんが「ハハハー」と響く声で高笑い、遠ざかっていく。
見たら、道端のお店の鉄の30センチ四方くらいの看板が歩道に90度でぶら下がっていて、道際近いところを歩いていたから、それにおでこをぶつけた。幸い、上からぶら下がっていただけで、固定されたものでなく、衝撃は致命的でなかった。
それにしても、見知らぬお兄さんの記憶に残る高笑い。人は、小さな不幸を笑うもんだ。