総務省は31日、2020年度地方交付税の配分額を決定しました。

不交付団体の数は前年度から10団体減り、76団体に。

不交付団体の減少は3年ぶりとのことです。
都道府県は東京都のみで、残りは市町村。

税収減などを背景に、10市町が交付税を受け取る「交付団体」に転じました。

武豊町も交付団体となりました。(愛知県では他に知立市・田原市が交付団体に)

一方、新たに不交付団体となった自治体はありません。

不交付団体は、08年度に141団体ありましたが、リーマン・ショックにより10年度に42団体まで減りました。

その後は増加傾向にありましたが、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、景気が急激に減速しています。

税収減などで自治体財政が悪化すれば、来年度以降に不交付団体がさらに減る可能性もあります。