愛知県建築物地震対策協議会の耐震改修研修会へ。県・名古屋市・住宅金融支援機構・大学からのご講演をいただきました。特に、一番時間を割いていただいた名古屋工業大学の井戸田秀樹氏のご講演。内容は「地震に強い木造住宅とは 熊本地震に学ぶ」でした。熊本地震と阪神淡路大震災をたとえに、様々な検討が示されます。家具固定の違い、揺れのちがいとしての加速度応答スペクトル、地震係数として地震ハザード曲線・総期待損失額、風土の違い、2000年基準以降の被害など、あらたな気づきがでてきます。今なすべきことは、さらなる減災を進めるべく耐震化の推進であると、改めて感じます。
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