終日、6月議会一般質問への準備に。そのひとつは「災害時における消防団活動について」質問します。以下、通告書です。

【趣旨説明】
 東日本大震災では、沿岸で避難誘導や水門作業などをした消防団員に津波の被害が集中。岩手、宮城、福島三県で254人に上り、警察官(30人)や消防士(27人)を大きく上回った。団員が活動を打ち切って避難するタイミングが明確でなく、現場任せにしたことが被害を大きくしたとの指摘があり、消防庁も昨年8月、全国市町村に災害時の新たな指針を作るように通知している。
 武豊町では、南海トラフ地震が起きた場合、最大津波高4m、最短到達時間66分と想定されており、津波到達予想時間の10分前に消防団の退避完了とした。津波が到達することによる水門の被害順位の策定、またトランシーバーが各分団に配布されたが、東北での悲劇を繰り返さないためにも、今後も、より一層の対応が求められると考える。
【質問事項】
① 津波の最短到達時間の10分前に消防団の退避が完了とされているが、具体的にどのような活動を想定されているのか。
② 水門の開閉の管理を、消防団のみで対応するのには無理と感じるが、どのように対応していくのか。
③ 少子高齢化や自営業者の減少が進む中、消防団員の確保についての見解は。

愛知県武豊町議会議員 石川よしはる オフィシャルブログ Powered by Ameba