平成21年度市町村財政比較分析表と歳出比較分析表が発表されました。本町で特に目につく値は、ラスパイレス指数と物件費と扶助費です。

ラスパイレス指数は各地方公共団体の一般行政職の平均給与額を、職員の学歴別・経験年数別構成などが国と同一であると仮定し、国家公務員の平均給与額を100として算出した指数のことです。本町は96.3となっています。類似団体の平均値が94.6で、類似41町村中26位となっています。給与水準が他の市町村よりやや高めということになります。

物件費は、町の業務委託料、消耗品や備品購入費、高熱水費となります。14%で類似団体は12.4%となり、類似団体41町村中32位です。集中改革プランによる職員の削減による、業務委託料が要因だと考えます。

扶助費は、生活保護費、児童手当、障害者支援費など社会保障関係のお金です。とどまることを知らず、年々増大しています。8.4%で類似団体は5.7%。41団体中41位、つまり最下位です。子供医療費無料など児童福祉のい増大が多いと考えます。

類似団体との比較で、多ければまたは少なければいいとは一概に言えません。要因をしっかり分析して住民に説明することが大事だと考えます。積極的な情報公開が求められていると考えます。







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