4日、「一気の会3月例会」開催される。講師に「国立長寿医療センター 総長 大島伸一氏」をお迎えし、「とことんバトル 地域医療を考える Part3」をテーマに講演いただく。最初に、これまで流れとして、世界一の医療制度、日本の医療提供体制、皆保険制度、医療保険制度、社会保障制度、大学・医局、医療・病院・地域医療崩壊について説明いただく。そして、今後の日本。高齢化・低経済成長において、医療そのもの医療提供体制の変革が求められる。国民皆保険制度・病院完結型医療・専門分化型医療は財政的に・高齢者の増加により限界。今後は病院完結型医療から、地域完結型への変革がもとめられる。地域完結型医療とは、生から死まで地域全体でみる、医療・介護・福祉の連携、かかりつけ医・在宅医から専門医までの連携、支える医療である。その上で、自治体病院の存置理由、地域医療計画を検討していく。今回の講演では、医療のみに限らず、急激に進む高齢化・低経済成長の中で、早急に対応していかなければならない課題が山積していることを、再認識させていただきました。目の前のことのみに対処するのではなく、30年、50年先をにらんだ施策が必要です。
愛知県武豊町議会議員 石川よしはるの日記-200904050926000.jpg