夏の甲子園は慶應高校の優勝。
優勝校にふさわしい、爽やかでいいチームだった。
初戦の北陸高校戦をたまたま観たけど、その時から小宅くんのピッチングセンスは目を引くものがあった。
グラブ持ってる側の手の使い方がうまい。
岩隈っぽい投球リズム。
フォームからは予想できないタイミングでボールが来る感じがいかにも打ちづらそう。
プロでやっていけるほどの素材ではないと思うけど、高校野球ではこういうコマンド重視のコントロールピッチャーがいるチームは強い。
また慶應高校が参画しているLiga Aglesivaというのが非常に興味深い。
・スポーツマンシップに関する事前講習会
・トーナメント戦でなくリーグ戦
・全員出場
・木製バット使用
・リエントリー可能
・独自の球数制限
・変化球はカーブとチェンジアップのみ
・変化球は球数の25%以下
などなど。
事前講習会では「相手チームは敵でなく、一緒に成長する仲間」という意識付けをされるそうだ。
今回慶應高校の選手たちが相手チームの好守備に対してベンチから拍手を送っていたシーンがあったが、こうした育成の賜物だろう。
ところで、森林監督が自分とたいして歳が変わらないという事実に愕然とした。
もっとずっと歳上だと思っていただけに、ショックが大きい😱