東野圭吾「白鳥とコウモリ」読了。

久しぶりの東野作品。

ミステリ部分の裏側に流れる人の業とか愛憎の妙が東野モノの真髄だ、とボクは思っているのだけど、今作もその意味では非常に深い味わいがあった。


けど、ちょっと長すぎかな…💧

正直話がなかなか進まなくて何度か放り投げちゃった。

せめて3分の2くらいのボリュームでサッとまとめてくれた方が作品としてのインパクトは強かったかも🙄


でも、事件を根底からひっくり返すような真相、まさに白鳥とコウモリが入れ替わってしまうような真実が徐々に浮かび上がってくる終盤の筆力は圧巻。

先を知りたいけど知りたくないっていうあの読書特有の快感を久しぶりに味わえた。


YouTubeやサブスク動画もいいけど、やっぱり読書もいいっすね📚