【年商5000億円企業創業者が突きとめた「運の正体」】 | 大好きでやりたかったことをはじめよう!

【年商5000億円企業創業者が突きとめた「運の正体」】


こんにちは、吉江勝です。


昨日のメルマガにも
ご感想を有難うございます!


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【なぜ佐々木麟太郎選手はスタンフォード大学行きを決めたのか?】
https://ameblo.jp/yoshiemasaru/entry-12841241205.html
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少しだけご紹介しますね。


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●いつもありがとうございます。
佐々木監督へのインタビューの記事の内容は
興味深かったです。佐々木監督が、大谷選手も
書いていて教科書にも掲載された「目標達成」
のためのシートを書かせていたのですよね。
「社会的成功と人間的な完成」した人間を育てる、
という概念に共感致しました。精神的に自立した
人間力とでもいうのでしょうか。
そのような人になれたらいいなと思いますが、
凡人な私は、今の自分を受け入れつつ、
フィーリンググッドな毎日を送れることを意識してみます。


●吉江さんこんにちは。
こんないいお話どこで仕入れらえたのでしょうか(笑)。
まず吉江さんの情報収集に関心してしまいました。
野球選手ではなく人間を育てるというのには同感ですね。
よくこの手の話は聞きますが実践できている指導者は
少ないのではないでしょうか。人間を育てるなら野球以外の
一般常識的な事は逆に厳しい指導になるかもしれませんし、
単にのびのび自由にではないのでしょう。
ちなみにアンチ学歴信仰としては「スタンフォードに入ったこと」
が騒がれているのがなんかやですね(笑)。 


●吉江さん、メルマガをありがとうございます。
ここ最近、プロスポーツ選手のセカンドキャリアに
関する記事をよく見かけます。たしかに選手としての
時間よりも引退後の時間が長いですからね。
早い段階から、プロとして活躍(そもそも活躍できる保証は
ありませんね…)する前から、引退後の事も考えておくのは
賢明かもしれません。これはプロスポーツ選手のことだけでなく、
いわゆるサラリーマンであっても同様ですね。
いつ何時、リストラ等でその立場がなくなるかわかりません。
人間力もしっかり磨くことや、視野を広く持って力をつけていく
ことは大切になりますね。
 
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昨日の佐々木麟太郎選手の父である
花巻東高校の佐々木洋監督の教育論も
反響が多く何よりでした。(感謝!)


麟太郎選手の野球の素質とスタンフォード入学を見て
「うちの息子にも1つ分けて欲しい」と羨ましく
感じてましたが・・・(笑)


「まずこの親ありき」ということを思い知らされました。
(我が家も私にしては上出来な息子なのかもしれません、笑)


さて本日も昨日に続いて時事ネタで行きたいと思います。


昨日100円ショップの創業者の
矢野博丈さんの逝去が発表されました。
https://www.asahi.com/articles/ASS2M62XCS2MULFA01N.html


ダイソーができた時は、まだ会社に入社して
2、3年だったと記憶するのですが・・・


「えっ、これが100円なの?」と
衝撃を受けたことを鮮明に覚えています。
(確かこの時、Yシャツを買いました、笑)


今でも近所のスーパーの中にあるので、
時々、覗いては日常で使う消耗品を買っています。


安いというのも、もちろん、あるのですが、
店内に色々なものがあって楽しいのですよね。


全国展開し(世界25カ所にも出店)
年商5891億円企業であるのも頷けます。


100均という言葉を創造し、
これほどまでの一大企業を築かれた
矢野さんは、さぞビジネスセンスや
アイデアに恵まれた才子だと思いきや、
ダイソーが出来たきっかけは、
本人曰く、単なる偶然の賜物でした。



矢野さんは、大学在学中に学生結婚
したのですが、その彼女が広島の
実業家の娘さんで、養子に入り、
卒業後、奥さんの実家の実業を引き継ぎます。


ちなみに彼の旧姓は栗原で
矢野は奥さんの苗字になります。


実は下の名前も改名したもので
本名は五郎(栗原五郎)だったのですが
ゴローちゃんと呼ばれることが多く(笑)
社長として威厳が保てないと言うことで
姓名判断で字数の良かった博丈に変更しています。


姓名判断までしてもらいましたが(笑)
経験の浅い若者に経営はうまくいかずに、
当時で700万円(今で言うと1億円くらい)
の借金を背負い破産して、夜逃げする羽目に合います。


その後、東京に出て、いくつか職を転々とした
もののうまくいかずに、広島に戻って
トラックによる「移動販売」を始めました。


夜中にトラックで大阪の問屋まで出かけ、
洗濯の物干し、フライパン、金物など、
あらゆる雑貨をトラックに満載になるまで仕入れ、
それを広島へ持ち帰り、地元の主婦たちに販売する
仕事なのですが・・・


これがダイソーの原点になりました。


商品は傷が入っているようなB級品なので
仕入れ値は数百円です。


それを主婦に2000円くらいの値段で
販売するので結構な利益が出たそうです。


しかしながら、しばらくすると
「移動販売は儲かる」と周囲に
評判になり、競合他社が急激に増えて
矢野さんの「移動販売」は苦境に陥ります。


それでも矢野さんは決して利益に走ることなく
「お客様第一」で販売を続けました。



移動販売のために場所を貸してくれた人には、
売り上げから多めに場所代を払い、
移動販売にくるお客さんにはリピーターに
なってもらうため、同じ場所を定期的に訪れました。


他のライバル店は場所代を極力値切り、
移動先も次々に渡り歩いていたので
矢野さんの販売方法では利益の面で益々、
ライバル店との差がついていきました。


そんなある日、転機が訪れました。


その日は朝から雨が降りそうな空模様でした。


移動販売の露天にとって雨は天敵です。


「今日の移動販売は断念しようかな?」
と考えていたところ、予想に反して
急に天気が回復し始めました。


予定していた移動販売の場所が近場だったことと
周辺の住宅に移動販売を行うチラシをすでに
配っていたこともあったので、急遽、移動販売に
出かけたところ・・・


予定の場所に到着すると、他のライバル店が
雨を見越して出店を中止した影響もあり、
大勢のお客さんが矢野さんの到着を今か今かと
待ち構えていたのです。


「早くしてよ!!」という声に押されるように、
矢野さんは急いで荷物を降ろしたのですが、
準備を待ちきれないお客さんが勝手に
段ボールを開け、目当ての商品を手当たり
次第に探し出しました。


せっかちなお客さんに「これ、なんぼ?」
と値段を聞かれた矢野さんは、ついこう言いました。


「100円でええ!」


すると次々に商品が売れ始めて
あっという間に完売してしまいました。


100円ですから当然、利益は出ませんでしたが、
お客さんが「こんないいものが100円なんて嬉しい!」
「社長、有難う!」と顔を紅潮させて喜んでいる姿に
感動しながら・・・



「全部100円のものばかり店内に並べるお店って
イケるんちゃうか?」と100円ショップの構想を
閃いた
のだそうです。


とはいえ、いきなり今のように軌道に乗った
わけではなく、その後も病気(心筋梗塞)等、

数々の試練を乗り越えています。


ある時、お店でお客さんに
「ここでこんなものを買っても安物買いの銭失いだ。
帰ろう」と面と向かって言われました。


同様の言葉を1日に何度も言われた矢野さんは
「ちくしょう! どうせ儲からないんだから、
こいつら(帰った客)が悔しがるくらいいいもんを売ってやろう」
と一層、利益を度外視し、原価を70円から80円に
まで上げることにしました。


ときには原価99円のものを100円で販売したことも。


純利益わずか1円です。


すると「わっ、これも100円! あれも100円!」と
目の前のお客さんが大熱狂しました。


こんなお客さんの純粋な反応も矢野さんの励みになりました。


「お客第一主義」が奏功し、徐々に経営が軌道に乗った
矢先にも不幸が続きます。


自宅兼事務所が火事(放火)に遭い、

全焼して矢野さんは全財産を失ってしまいます。


普通の人ならば商売をやめてしまうところですが、
矢野さんは「このままやめたら、また借金ができてしまう」
と、半ばやけそくで商品をかき集め、広島の大手スーパー・
イズミへ出向き・・・


「うちの100円商品はお客様に喜ばれます。
これを目玉商品にしてイズミさんの集客のお手伝をさせてください」
と提案営業し、スーパーの店頭販売を勝ち取ります。



その結果、3日間で330万円の売り上げを叩き出し、
ダイソーを大手スーパーでの店頭販売へと
キャリアアップさせました。


全国のスーパーとウインウインの関係を結んだ
ダイソーは売上が格段にアップし続けて、
現在の5000億円企業に成長したのです。


100円ショップを始めたのも
それを続けられたのも
(これも成功のセオリーである
「始めることと続けること」ですね?笑)
スーパーと業務提携ができたのも
最初から矢野さんが念入りに計画したことではありません。



天気が雨模様だったのも、
お客さんに馬鹿にされたのも
火事(放火)にあって全財産を失ったのも
全ては偶然の産物であり、
果敢に続けることで運を呼び寄せた
のです。


それも決して矢野さんがポジティブ思考
だからではありません。


ポジティブどころか矢野さんは
根っからの心配性でいつも
「ダイソーは潰れる!潰れる!」と言いながら、
決して慢心することなく、謙虚に商売を
続けたからこそ、なんとかなっていると公言しています。
(って5000億企業なのに・・・笑)


どれだけの逆境に追い込まれても、
最後は必ず立ち上がってきた矢野さんが
新入社員の入社式で運について述べた
言葉も印象的なので最後にご紹介しましょう。
 
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「運というものは、先祖や両親からもらったもので、
生まれたときから持っているものが半分あります。
あとの半分は、毎日の良いことや努力の積み重ねに
よって開けてきます。

 

(中略〜)

私は決して生まれつき幸運だったわけではありません。
破産も夜逃げも火事も脳梗塞も経験しました。

運というのは全て考え方なんです。
自分の心の置き方によって、
運は開けもすれば、開けなかったりもするんです



自分がいい人生を送れるように、いい運を作っていかないといけません。
何があってもしんどくなっても「ありがとう」「 ありがとう」
と独り言をいうんです。この「ありがとう」というのは魔法の言葉です。
こうして自分をほめると、いいことが不思議と起こるんですね。


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矢野博丈さんのご冥福をお祈り致します。(合掌)



吉江勝


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※いつも有難うございます。
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□■□■編集後記■□■□


今日は福岡でオーダーメイド中です。


このところ暖かい日が続いてますが
今日は特に気温が高いですね?


福岡だからですかね?(全国的かな?)


福岡は寒い方がもつ鍋やラーメンも
美味しいのですが(笑)
寒がりの私には暖かい方が有り難いです。


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吉江勝
http://www.eigyou.jp
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