【違和感や嫌悪を感じるものこそ自分が大切にしたい価値観】 | 大好きでやりたかったことをはじめよう!

【違和感や嫌悪を感じるものこそ自分が大切にしたい価値観】

 

こんにちは、吉江勝です。



前回のメルマガにも
多くのご感想を有難うございます!


==================
【負けないことも大事】
https://ameblo.jp/yoshiemasaru/entry-12387176237.html
==================


少しだけご紹介します。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●吉江さんもサッカー部だったんですね。だから後記で、
サッカーのことをよく取り上げているのだと理解できました。
私もサッカーやってましたがかなり下手でした(苦笑)
やはり格上のチーム相手ということで戦略を間違えるとそれで、
大きな損失になると痛いですね。
一歩前進した日本のサッカーに素晴らしさを感じました。
決勝トーナメントで、海外でも活躍する選手の活躍ぶりを拝見したいと思いました。
ディフェンスはやっぱり長谷部選手がキャプテン?でフラグ的な意味合いありますよね(笑)


●サッカーの件ですが、第1目標が何かを勘違いしている人が多いように感じました。
第1目標は、明らかに予選リーグ突破です。そのために、他力ではあっても、
現状キープがもっとも可能性が高いという判断をし、その通りにプレーしたのです。
自力で点を取れば文句なしですが、前がかりになれば、追加点を取られる可能性があります。
それも1つの作戦かもしれませんが、監督は現状キープの方が可能性が高いと思ったのでしょう。
そもそもボール回しが可能なルールのサッカーをやっているのに、
ボール回しにブーイングって、おかしいんじゃないのって思います。


●吉江さんこんにちは。日本代表はもちろん応援していますが、
正直サッカーは特に好きではありません。
そんな私は朝のラジオで「日本決勝T進出」のニュースを聞いて喜びました。
そのあとに実は試合がこうで賛否両論ということを知ったのですが、
この場合なにより大事なのは最初に聞いた「日本決勝T進出」であり、
過程はその次なのだと思います。例え負けようと正面からぶち当たる!
というのは一つの美学ですが、やはり大事なのは結果ですよね。
まあでも今回ブーイングしてるのは主に外国のメディアですよね?
ほっときましょう(笑)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


前回のポーランド戦での日本サッカーの時間稼ぎの

パス回しに対する読者の皆さんのご感想は、
圧倒的にこの作戦を支持する意見が多く・・・


また国内の専門家やマスコミの報道を見ても
「決勝進出できたんだから万々歳!」
「西野監督は凄い!」
「日本サッカーの進化だ!」等々、絶賛の嵐のようでした。
(全部の記事を読んでるわけではないので肌感覚ですが・・・)



メルマガ上では、西野監督を評価した私でしたが
この反応を見て、正直、違和感も覚えました。


これ程までに右向け右で賞賛されると
「結果さえ良ければいいのか?」
「日本サッカーの未来のためにももっと勇敢に戦うべきだったのでは?」
「セネガルが点を取ったらどうするんだ」等々、
少しは反対意見もあったほうが健康的では?とも
思ってしまったのです(やはり天邪鬼気質があるようです、笑)。


ということは、私も前回のメルマガでは
「あれも戦略だからいいんだ」と言っておきながら・・・


心の中で「でも最後まで正々堂々と戦って欲しい」
という本音が混じった矛盾を抱えていたわけです。


先の私の違和感は、そんな矛盾を抱えた
自分に対する苛立ちもあったのでしょう。


というか、それが殆どだったのかもしれません(笑)


矛盾なく生きるというのは。
中々、難しいものでもありますよね?


もちろん、この世の中の全ての事項は
二項対立でできてますから
矛盾があって当然と開き直ることも
できるのですが・・・(笑)


できれば、やはり、いつでも、どこでも、誰にでも
自分に嘘つくことなく本音のまま発言、行動したい
(生きていきたい)という青臭い矛盾も抱えてしまいます(笑)。


こんな矛盾を解消する1番の手立ては
人のことをあまり考えないこと
です。


これは「人に対する思いやりを持たない」
ということでは、当然ながらなく・・・(笑)


人に対する礼儀、礼節や気配り、心配りは失わずとも
「自分の矛盾を解くためならば
人にどう思われても構わない」という
自分の発言や行動に対してリスクを取ること
です。


前回のメルマガで私が西野監督の作戦を賞賛したのは、
会場でのブーイングや海外メディアからの批判に
対する反発も、あったのですが・・・


よくよく考察してみると
「決勝を決めた日本サッカーのことを悪くは言えない」という建前や
「この戦略を褒めた方がスマートだろう」との
見栄や体裁が強く働いた影響も大きかった面がありました。


本当は、初戦のコロンビア戦や
第2戦のセネガル戦のように、
結果など気にせず、強豪に対しても
正面から果敢にチャレンジする
日本代表の姿を見たかったという
本音の部分を隠していたからでしょう。


だから、発行したはいいものの、
自分の中に拭いきれないモヤモヤした違和感や嫌悪感が
強く残っていたのだと思います。


このモヤモヤした違和感や嫌悪感こそ
自分の神聖な想いであり、大切にしたい価値観
に違いありません。


さしずめ、今回のケースならば、
どんなに不利な状況でも恐れずに立ち向かう勇気と
結果に拘らず今に全力を尽くす行動を大切にしたい

ということでしょう。

何かあったときに、この動機に基づいた行動をとれば、
それは自分の価値観を尊重しているということでありますから
絶対に嫌悪感など感じることなく、
いつでも、どこでも、誰とでも
フィーリンググッドな状態を保てる
わけです。


この歳になって、まだそんなことも分からずに
見栄や体裁に執着している自分に呆れながらも・・・


だからこそ、嘘偽りのない自分自身の本音が分かり、
価値観の大切さに身を引き締めさせられたわけですから・・・


こんな矛盾だらけの不完全な性格も
愛してあげようと思った次第でもあります(笑)。


吉江勝

●今日のメルマガはいかがでしたか?面白かった
 役立ったという方はワンクリックお願いします。
http://bit.ly/2g15qqE

※コメントも頂けると大変嬉しく勇気になります!



□■□■編集後記■□■□


今日から関西出張です。


連日、多くのクライアントさんとお会いするので
さすがに深夜のサッカー観戦は控えようと思っているのですが・・・


ワールドカップは無理しても見たくなっちゃうのですよね〜?
(今夜の日本戦も見ちゃうだろうな〜・・・笑)


今後の開催は、なるべく日本との時差のないところを望みます(笑)