GIAHSって、知っている?

世界各地の伝統農法や、文化、土地景観の

保全と持続的な利用を図るために創設し

(FAO、本部イタリア・ローマ)2002年に開始したイニシアティブ。

正式には、Globally Important Agricultural Heritage System

日本語で世界農業遺産。

2011年に佐渡と能登が先進国として初めて

認定されたんだよ。

そんな佐渡の農業文化である「生きものを育む農法」で

育まれたお米、「朱鷺と暮らす郷」米のセミナーを受けてきました。

 

佐渡と朱鷺と米農法について

乱獲や開発によって、激減した朱鷺。

中国から2羽貰い受け人口繁殖に成功したが、

2000年、最後の日本産死亡。

2008年から佐渡で放鳥開始

2010年 佐渡で放鳥朱鷺の繁殖成功!

手入れの行き届いた美しい朱鷺の餌場になる田んぼ。

「朱鷺と暮らす郷」米は、朱鷺といっしょに育ったお米。

GIHA認定、佐渡の「いきもの農法」は、おいしいお米を作るため、

自然を守るため、朱鷺が暮らしやすくなるよう取り組んでいるんだ。

 

米3種と炊き方違いのティステイング

佐渡市役所 農林水産課 西村様と五ツ星お米マイスターの金子様

とても楽しそうだけど、内容は、奥深くて。

身近でありながら知らずにいた米の魅力と農業文化をもっと学び、

応援できる料理家でありたいと思う経験になりました。

 

「朱鷺と暮らす郷」米をはじめ、米のこと、米料理について、

まだまだお伝えしたいこといっぱい。続きは、のちほど。

授業でもやりましょう。

 

このような貴重なセミナーを企画くださった貝印様

佐渡市役所 農林水産課 西牧様、五ツ星お米マイスターの金子様

ありがとうございました。

自然の恵みのおいしさを大切に、より料理を磨いていきたいです。