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よしえー@ドイツ

ドイツ短期留学の日記です

Guten Morgen.
いよいよ、ここでの滞在も折り返しとなりました。
残りの期間で出来ることを精いっぱいやるだけですね!

今日はここHLRSにあるスーパーコンピュータを見せていただきました。
システムは主に、
・NEC SX-9/SX-8 (NEC Vector Processor)
・Nehalem Cluster (Intel Xeon X5560 Nehalem)
・Cray XT5m (AMD Quad-Core Opteron)
そして新たに、Cray XE6 (AMD Opteron Magny Cours)の設置中とのことです。
今は未だテスト段階で、一部のシステムがインスール中でした。
システムが大規模になっていくに従い、システムの電力だけではなく、冷却に要する電力も増加するため、新たにシステムを増設すると電源容量が不足するそうです。
そこで、建物も増設し、更なる大規模化を図るとのこと。
やはり、システムの高性能化には多くの障害があることを改めて実感。性能を上げるためにただ単にシステムの台数を増やすだけでは、スペース、電力、熱、様々な問題が発生します。
この問題を解決するためにも、単一プロセッサで高性能、かつ低消費電力なシステムが、今以上に求められてくると思います。
$よしえー@ドイツ-vectormachine

それでは大学へ行ってきますマリオ

Tschüs.
Guten Abend.
今日はスカラ向けの性能解析やプログラム最適化について、ロシアから来ている女性の研究者の方と議論しました。併せて解析ツールの使い方についてもレクチャーしてもらったので、明日以降はしばらくツールを使いながらこれまで扱ってきたプログラムの解析を行っていく予定です。

その際に聞いたのですが、ロシアの方がいる部屋にはたくさんのロシア人がいるそうです。
その他にも、中国、トルコなど多くの国から研究のために滞在している人が多くいるそうです。もちろんここはドイツなので基本的にドイツ語での会話が多いのですが、突然ロシア語が飛び交ったりと国際色豊かな印象を受けます。
確かに僕の英語は拙いものですが、それでもみんな真剣に理解しようとしてくれます。これは、みんな英語は母国語でないというところも大きな理由であると思います(もちろんそれ抜きでもみんな優しいですラブ)。なので、精いっぱい応えられるよう、積極的にコミュニケーションをとっていきたいと思います。

さて、昨日の日記で自炊してると書きましたが、その食材の調達方法を少しご紹介したいと思います。
僕の滞在先は学内にあるゲストハウスであり、学内のお店は17時には閉まってしまいます。
そこで、電車を使って町まで行き、食材を手に入れる必要が出来てきます。
電車はゲストハウスから歩いて1分!のところにあります。
先日お話したとおり、ドイツは鉄道網が発達しています。
ICEやCEなどはご存知かと思います。ですがこれらはいわゆる新幹線のようなもので、近場の移動には用いません。近場の移動には都市内・近郊をつなぐS-bahnや地下鉄のU-bahnを使います。大学にはS-bahnのUniversitatという駅が隣接しています。写真はその入り口で、少し見きれていますが写真上部に緑でSの文字があり、これが目印となります。
よしえー@ドイツ-Sbahn

Universitat駅の構内です。ドイツでは日本のような改札はなく、駅の入口にある自動発券機で切符を購入後、駅内にあるスタンプを押して電車に乗ります。ここで注意すべきは、スタンプを押さなければその切符は実効性を持ちません!時々電車内で検査が行われるそうで、押さなければその時に罰金を取られてしまいます。
よしえー@ドイツ-universitat

Universitatから10分ほどで、目的地シュタットミッテ(Stadtmitte)に到着です。
ここはシュトゥットガルド中央駅(Stuttgart Hbf)の一つ手前の駅になります。ここの方が食材屋が近いのでここを頻繁に利用します。
よしえー@ドイツ-stadmitte

お店を目指し歩いて行くと、ちょっとしたオープンスペースが見えます。ここは先日までワインドルフをやっていた場所の一部です。あんなに賑やかだったのが、静かな広場に戻っておりそのギャップに驚かされます。
よしえー@ドイツ-openspace

さらにちょっと歩くとお店が…あれ…
なぜかシラー像がみえてきました。こんなハズでは…(笑)
すこし道を外れただけで全く違う景色、ドイツの歴史的な建物が見えたりと刺激的ですね。
よしえー@ドイツ-schiller

と言ってる間にやっと見えました、本日の目的地GALERIA KAUFHOFです。
一言でいえばデパートです。日本と同じで食料品売り場は地下にあります。他にも生活必需品や服、その他なんでも、たいていの物はここで揃うそうです。
よしえー@ドイツ-galeria

さて、当分の食材も買ったし帰るかーと思った矢先、買い忘れに気が付きましたぺこ
ですが安心してください。シュタットミッテ駅近くに、便利なディスカウントショップがあります。
ここでは主に食材しか売っていないのですが、安価で手に入る上、夜22時まで開いているので大変便利です。ですが、日曜日は気をつけて下さい。ドイツは閉店法といって、日曜祝日は営業してはいけない法律があります(ただし中央駅除く)。
よしえー@ドイツ-discount

なんとなく、ドイツの生活の一端を感じていただけましたか?
確かに日本と異なり不便なところもあるかもしれませんが、言うまでもなく便利な事には一長一短があります。日本にいる時に一方的に聞いた情報では、「不便だろうな、やだな」と思うこともありましたが、来てみたらなんということはなく、各々の環境の中で適切なライフスタイルがあるんだと気が付きました。
機会があれば、ドイツのライフスタイルについてご紹介したいと思います。

Tschüs.
Guten Morgen.
ドイツに来て今日で1週間が経ちました。
こちらでの生活も慣れ、次は何をしようかと考えるのが楽しみです。

今日は、大学内についてご紹介しようと思います。
下の写真は僕が今お世話になっている大型計算センターです。
建物は全体がガラス張りになっており、明かりをつけなくとも非常に明るく開放的です。
ほぼすべての建物に言えることですが、一つ一つの建物のデザイン全てが異なり、建物に対する強いこだわりが感じられます。
よしえー@ドイツ-計算機センター

センターからは歩いてゲストハウスに10分ほどで行くことが出来ます。
写真は帰り道の道路で、日本と違い道路に多くの車が停車しているのがわかります。
ただ路駐しているわけではなく、道路に区切り線が書かれており、そこに車を停めているようです(学内にたくさんのポルシェやベンツ、BMWが走っており圧巻です)。
他にも、多くの駐車場があり、ドイツは日本より車社会な印象を受けます。
ただ、後日また記事としますが、ドイツは鉄道も発展しており、自分の生活スタイルに合った交通手段を選べるようです。
よしえー@ドイツ-帰り道

少し歩くと、通りの左手(写真中央)に食堂が見えます。
ここは僕が普段食事をとっている場所で、日本で言う学食と同じもののようで、3ユーロくらいで美味しいものが食べられます。
そういえば、今まで昼食時は周りの人と話をするのに集中していて、食事写真を撮っていませんでしたね。あとで何枚かとっておきたいと思います。
よしえー@ドイツ-食堂

更に進み、ゲストハウスへの小道へ曲がると、次は多くの学生寮が見えます。
多くの学生が学内で生活しており、学生が主催するカフェやバーなどがあり、放課後はみんなワイワイ集まって語り合っているようです。これも日本と異なる文化ですね。最近の日本の大学では寮があまり一般的ではなくなってきており、ちょっと残念ですね。
よしえー@ドイツ-帰り道2

更に進むともうすぐゲストハウスですが、最後に奇妙な橋がありますあひる
仮設なのか、そもそもこれが完成なのか謎の金網でできた橋です…
よしえー@ドイツ-橋
橋の上からパシャリ。完全に下が見えてますね。
ジャンプするとトランポリンのように大きくたわみ、大丈夫かコレ?!と思ってしまいました(笑)
ドイツ製だし、きっと大丈夫でしょう!
よしえー@ドイツ-橋2

そして見えました、僕の生活の拠点ことゲストハウス。
ドイツの方々は非常に自然を大切にし、日本以上にあらゆるところで自然を見ることが出来ます。
そして自分たちの生活と自然を融和させるためだと思うのですが、ゲストハウスもコンクリート造りの上から木の外装を施して自然と一体化するように考えられて作られています。
よしえー@ドイツ-ゲストハウス

本日の夕食は自炊。
デパートやディスカウントショップで買った食材と、パック入りのサラダが本日のディナーです。
今日も一日おつかれさまでした。
よしえー@ドイツ-夕食

Tschüs.