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よしえー@ドイツ

ドイツ短期留学の日記です

Guten Abend.
昨日は、こちらのPhDゼミに参加させていただきました。
議題はもちろん、僕の研究についてです!
こちらに来て既に何度か僕の研究について話はしていたので、準備万全で臨ませていただきました。

こちらの計算機センターにもベクトル計算機があるのですが、研究レベルで行っているのは珍しく、熱い議論となりましたね。併せて、普段はベクトル機で扱っているアプリケーションをこちらのスカラシステムで評価した結果も示し、何が違うのか、どうすれば高速化できるか等についても議論ができ、充実したゼミになったのではないかと思います。

特に、こちらのPhDの方々はセンターで業務をこなしながら学位を取得するそうです。したがって、現実に何が問題であり、どういったものが求められるのかを常に意識して研究しているようです。僕の研究に即して述べれば、コンパイラによる自動最適化には一長一短があり、プログラマがうまくコンパイラの挙動を制御することが重要だということとなります。そのため、当たり前のことかもしれませんが、指示行や最適化のパラメータをコンパイラに適切に渡す必要があることを再認識しました。

さて、今日は週末に訪れたミュンヘンについてもご紹介したいと思います。
ミュンヘンではニンフェンブルク城(Schloss Nymphenburg)を初めてとして、多くの建築物や公園を見ることが出来ます。
今回ミュンヘンに立ち寄ったことで感じたことは、こちらの人々は自然と一体になって生活しているということです。
その一端はニンフェンブルク城に入る前からみることができます。
下の写真はニンフェンブルク城入口付近なのですが、広大な公園に多くの鳥が優雅に佇んでいます。
$よしえー@ドイツ-ニンフェンブルク白鳥

元々、ミュンヘンは宮廷の街であり、歴代のバイエルン君主たちが夏の宮廷として使っていたのがニンフェンブルク宮殿だそうです。建築が開始されたのが1664年ということで、約350年ほどの歴史があります。その後一部戦争で破壊された部分もありますが、改修を続け今に至るそうです。
メイン宮殿の大ホールの装飾は、壁から天井に至るまで豪華であり、そのスケールに圧倒されますね。
よしえー@ドイツ-ニンフェンブルク宮殿内

さらにそこから外に出ると、200ヘクタールの庭園があります。観光客だけではなく地元の方々も多く、ランニングする人もいれば、ゆっくり座ってくつろいでいる方もおり、観光と生活が一体化していましたね。僕自身は仙台に住んでいながら八幡神社や青葉城には全く行ったことがなく、とてももったいないことをしているような気がしてきました…。
よしえー@ドイツ-ニンフェンブルク庭園

もっと紹介したい場所はあるのですが、最後に戦勝門近くの公園でミュンヘンの紹介を終わらせたいと思います。
ミュンヘンは人口130万人の大都市にもかかわらず、町の中心にこんな広大な自然が存在します。そして休日ともなれば、多くの人が足を運び自然を堪能します。
よしえー@ドイツ-公園

そして、こちらは公園内にある中国の塔(Chinese Turm)です。多くのビアガーデンが設けられており、みんなミュンヘンビールに舌鼓を打ちつつ談笑しているのが印象的です。この解放感は、なかなか日本では味わえないですね!
よしえー@ドイツ-中国の塔

Tschüs.
Guten Abend.
9月11日夜更新です。
更新が遅くなってしまいすみません。昨日泊ったホテルの回線状況が悪く、更新できませんでした。

さて、ファースト週末ではシュトゥットガルド近辺を観光しましたが、今回のセカンド週末はICEを使ってミュンヘン(Munchen)→アウクスブルク(Augsburg)→ウルム(Ulm)の3都市へと行ってまいりました。
すぐにでも全てを紹介したいのですが、写真が500枚あり、また公共交通機関を使ったにもかかわらず歩数が5万歩で40kmほど歩いて疲労困憊&明日の準備があるので、明日以降数回に分けてご紹介していきたいと思います。

例えば、こんな広い場所や
よしえー@ドイツ-ニンフェンブルク

こんなかっこいい場所
よしえー@ドイツ-戦勝門

こんな神聖な場所
よしえー@ドイツ-聖ウルリヒ&アフラ教会

こんな高い場所
よしえー@ドイツ-大聖堂

乞うご期待!

Tschüs.
Guten Abend.
最近こちらにも馴染んできて、食事時など色々な方とお話をします。
これまで、分からないことはボディランゲージで誤魔化してきたことが多くありました。
ですが、ボディランゲージのみで相手に伝わるのはYes/No、あとは指の数くらいなものです。
やはり、ボディランゲージだけではなく、言葉を使って互いの思いを伝えあいたいものです。

と、ややこしい話は置いておいて、今日の昼食時に、日本に来たことがある女性の方とお話をしました。
彼女は以前、東京に旅行に来たことがあり、そこで困ったことが二つあったそうです。

①食事のトラブル
東京の寺院(おそらく浅草寺でしょうか?)に立ち寄った際に、お腹がすいたそうです。
ただ、そんな高いレストランではなく、軽く食べられる場所に寄りたかった。
だけどそこで問題が発生。
軽く食べられる場所の店員さんはどこも、英語がしゃべれない!
しょうがないので、わけがわからないまま店に入りパスタを注文したら…

緑 色 の パ ス タ が 出 て き た … ガチャピン

それがあまりにも奇妙で、お腹がすいていたにも関わらず一口もつけずに店を出てしまったそうです(笑)

②駅でのトラブル
駅の中で行き先が分からず、彼女は日本人の女性に道を尋ねたそうです。
女性は聞き取れず、質問を聞き返します。再度道を尋ねます。
女性は聞き取れず、質問を聞き返します。再度道を尋ねます。
女性は聞き取れず、質問を聞き返します。再度道を尋ねます。
女性は聞き取れず、質問を聞き返します。再度道を尋ねます。
女性は聞き取れず、質問を聞き返します。再度道を尋ねます。



おいいいいいい、一体いつになったら分かるんだよー!!ムンクの叫び
結局、最後まで分からず、時間が無駄になってしまった…
親切に質問を受けてくれるのはいいけど、分からないなら分からないと最初に聞いてほしい。
それが礼儀じゃないの?日本人は分かるまで何度も尋ねることが礼儀なの?

という話を彼女から聞きました。
で、日本人としてどう思う?と聞かれて、その場では、日本人は英語が出来るようになるべきだよねー。なんて我が身ながら身にしみて感じている優等生発言をしてみたりなんてね。

でも、英語が出来ないからって困っている人を放置できないのも事実。
じゃ、英語が出来るようになればなんて、そんな簡単な問題でもない。僕も分からずに何度も聞き返して、結局わからずじまいなことも多々。悩ましいうう


/* 今日の夕食コーナー */
これまでの買い出しや外食はシュトゥットガルドの中央駅付近へ行っていました。
ですが、今日は逆方向のファイインゲン(Vaihingen)へ向かいました。こちらは小さな田舎町で大変風情があります。
よしえー@ドイツ-vaihingen

と、歩いていると突然、ガーンゴーンと鐘の音が聞こえてきます。
どうやら、遠くに見える教会からのようです。ちょっと目的地のスーパーからは道がそれますが、行ってみましょう。
よしえー@ドイツ-vaihingen2

おお、ちょっと小道はいるとドイツはこれだもんなぁ、楽しいよなぁ(笑)
海外で観光地めぐりするなら「地球の歩き方」などメジャーな本がありますが、こういう小さな町なんて載っていないんですよね。自分の足で歩いて見つけたスポットほどうれしいことはありませんねー。
よしえー@ドイツ-vaihingen3

さて、買い物も済ませたし、食事でもしたいなと、ブラブラしてると、また小道に趣のあるお店を見つけました。
うーん・・・ここ絶対英語通じないよなぁ、と思いつつ入ってみる。
やっぱり英語通じねぇええええひよざえもん びっくり
でも、一部の単語は聞き取ってもらえ、+ボディランゲージで注文クリア!
よしえー@ドイツ-vaihingen4

サラダとパスタと赤ワインを注文~いただきます!
最近の日本ではチェーン店が多いですが、ドイツはまだまだ個人経営が強いです。
そして、ほとんどの個人経営のお店は、屋外にもテーブルが置いてあり、外で食べることが出来ます。
外で食べるのは開放的で非常に楽しいので気に入っています。
よしえー@ドイツ-vaihingen5

さて、食事がおわり帰る時にウェイトレスさんに伝えました。
Sehr gut geschmeckt.(ゼーア グート ゲシュメックト)
ドイツ語で とてもおいしかったです という意味です。
そうすると、ウェイトレスさんは喜び、ドイツ語話せるんですか?!とドイツ語で聞いてくれました。
残念ながら、これしか分からないのですが、とても喜んでいただけました。

そこで感じたことは、思いを伝える言葉だけでも覚えていると、お互いが楽しくなる!ということですね。
これからも、英語やドイツ語で会話する機会はまだまだ増えると思います。
その多くの会話を楽しみながら、自分を成長することが出来れば、まさに一石二鳥ですねおしまい

Tschüs.