帰属感とまちがい探し*複雑性PTSDの心理パターン | 複雑性PTSD相談室*加納由絵

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大人の複雑性PTSD相談室です。
40代以上の「このまま人生を終わりたくない!」「あきらめたくない!」という方のサポートをしています。
複雑性PTSD サバイバー。
茶話会・講座・養成講座運営。
日々のことを書いています。

 
こんにちは。加納由絵です。
 
帰属感というのは
「属せている」
という感覚のことです。
 
反対語が
「仲間はずれ」
「村八分」
「ハブられる」
などでしょうか。
 
複雑性PTSDの悩みで
対人関係に困難のある方は
 
この「帰属感」に
揺さぶられ続けています。
 
 
みんなと同じようにしようと
空気を読んだり
 
弾き飛ばされないように
仲間はずれにならないように
嫌われないように
顔色をうかがったり
 
自分だけ苦労しているのに
自分だけ気を遣っているのに
 
誰も気づかず
自分ばかりが損をして
嫌な思いをしている!
 
本気で思っている。
 
これ、症状です。
 
あなたが
おかしいワケではありません。
 
 
そして、みんなから
仲間はずれにならないように
帰属感を安定させようとすると
 
「迎合」という
ストレス反応が起こります。
 
媚びる状態です。
 
これは、とても
みじめな気持ちになります。
 
自分がクズで
ゴミになったような気持ちです。
 
恥ずかしくて
情けないい。
 
はい。
そうです。
 
世間で言うところの
「自己肯定感低い」ってヤツですね。
 
*本当の自己肯定感の意味は違いますが真顔
 
 
 
で、複雑性PTSDで悩んでいる人が
人が集まると何をするか?
というと
 
まず最初にすることは
「まちがい探し」です。
 
 
「あの人たちと私は世代が違う!」
「あの人たちは、みんな既婚者だ!」
「私だけ、無職だ!」
「私だけ、カジュアルな服で来てしまった!」
 
それが、何でしょう?
 
 
人と違うこと=価値観が違う=イジメられる
 
 
そう思っていませんか?
 
最初から
まだ何も話さないうちから
そういう態度をされたら
 
周りの人たちは
「何なの、この人」と
不快になります。
 
 
あなたは
不安になればなるほど
周囲に気を遣えば使うほど
「嫌われる」ことになります。
 
頭から相手を
信用していないから。
 
信用できないのに
来ないでもらえませんか?
 
そう感じるのが世間です。
 
 
ここであなたは
「嫌われた!」
「ほら、やっぱり!」と受け取るワケです。
 
 
あなたは「厄介さん」に
なってしまっています。
 
それは、あなたが悪いのではなく
 
安心・安全=信頼関係
 
 この関係性の構築のスキルを
幼い頃から経験していないので
 
信頼関係を構築することができず
 
どうすれば自分を
「受け入れてもらえるか」
だけに焦点を当て過ぎていて
 
 
相手に対しては
「媚びるけど受け容れない」
という態度で接してしまう。
 
 
「じゃあ、どうしたらいいんですかドンッ
 
 
という気持ちのまま
放置して
今年で何年目ですか?
 
 
いっぱい勉強したり
大金を払ってカウンセリングを受けたのに
 
全然変化が起きないのは
なぜだと思いますか?
 
 
どうしたらいいか
一緒に考えてみませんか?
 
 
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お待ちしています。
 
 
 
 
 

 

 
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