自分の間違いに気付いても謝れないという症状:複雑性PTSD相談 | 複雑性PTSD相談室*加納由絵

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大人の複雑性PTSD相談室です。
40代以上の「このまま人生を終わりたくない!」「あきらめたくない!」という方のサポートをしています。
複雑性PTSD サバイバー。
茶話会・講座・養成講座運営。
日々のことを書いています。

 
こんにちは。加納由絵です。
 
友達と、約束などで
もめたとき
 
ふと
「あれ、私の勘違いだったかな?」と
気付いても相手に謝れない。
 
そんな経験はありませんか?
 
複雑性PTSDの症状のある人は
「自分の非を素直に認められない」
という状態になることがあります。
 
自分の間違いに気付いていても
自己弁護と相手攻撃で
 
とにかく
自分を正当化しようと
必死になってしまう。
 
 
 これは、被害者の姿であり
同時に
加害者の姿でもあります。
 
 
 

 

  被害と加害・根っこは一緒

 

 
 
人間は、トラウマが
あろうがなかろうが
 
ショックを受けた瞬間に
自然にストレス反応が起きます。
 
この場合
もっとも効率良く
居心地の悪い状態から
自分を遠ざけることができる方法を
 
過去の経験をもとに
無意識に選択して
実行しています。
 
これがトラウマの場合は
「回避」と呼ばれる
症状になります。
 
自分を正当化して
論破して逃げ切ろうとする。
 
これは
それを受けている人から見れば
明らかに無礼なことであり
 
「謝れよ!おいむかつきびっくりマーク
 
という状態になりますが
 
論破して逃げ切ろうと
必死になっている人は
 
「自分こそ被害者だ!」
と信じ込んでいます。
 
 
 これが
トラウマ症状だと
知らないでいると
 
人間関係は最悪になります。
 
あなたが人から
距離を取られるのも
 
もしかしたら
これが原因なのかもしれません。
 
 

 

  自分中心にしか出来事を解釈できない

 

 
 
トラウマ症状のある人は
「自分を中心にしないと
出来事の解釈ができない」状態になっています。
 
客観的に
出来事を理解することが
脳の興奮(過覚醒)のために
困難になっているのも
原因のひとつです。
 
 
出来事の中で
ショックを受けると
自動的に
「ひどい!」という認知が浮かぶ。
 
出来事を
「ひどい!」
としか解釈できない。
 
それは、症状なのですが
それを知らずにいると
 
「ひどい!」の次に
「許せない!」が続きます。
 
 
お約束の流れです。
 
 

 

  自分の症状の根拠を知る

 

 
トラウマ症状は
どれだけ自分で
自分の症状について
知っているかどうか?
 
どれだけ
回復や社会復帰のための
行動をしているか?
 
これが大切です。
 
 
勉強しているだけ
考えているだけでは
トラウマの苦しみは終わりません。
 
 
イライラしやすい
キレやすい
すぐに傷付きやすい
物事に集中できない
人間関係がうまく行かない
いつも自分ばかりが損をしている
イジメにあいやすい
誰も助けてくれない
疎外感がハンパない
 
 
そんなお悩みがあるのなら
一緒に考えてみませんか?
 
 
あなたは、被害者ですか
それとも、加害者ですか
 
いずれにしても
生きづらさがあるのなら
 
それは複雑性PTSDかもしれません。
 
お気軽にご連絡ください。
 
お待ちしています。
 
 
 
 
 

 

 
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