6月ですね | 複雑性PTSD相談室*加納由絵

複雑性PTSD相談室*加納由絵

大人の複雑性PTSD相談室です。
40代以上の「このまま人生を終わりたくない!」「あきらめたくない!」という方のサポートをしています。
複雑性PTSD サバイバー。
茶話会・講座・養成講座運営。
日々のことを書いています。

 
こんにちは。加納由絵です。
 
6月になりましたね。
 
私は、基本的に
騒々しいのは嫌いなので
雨の日が好きです。
 
特に梅雨どきが好きで
これからの季節
静かに過ごせそうで
うれしく思っています。
 
昔は
電車で、乗り換えずに
鎌倉へ行けたので
 
朝から晩まで
一人で鎌倉を
ウロウロしていました。
 
アジサイとか
ドクダミの匂いとか
土に落ちた竹の葉の匂いとか
 
切り通しのひんやりとした
独特の匂いとか
 
雨の日のにおいが
ひどく好きなのは
 
そのあたりの感覚記憶が
私の原点に近い
いろいろがある場だからと
 
そんなことを考えたり
しています。
 
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最近の鎌倉は
国内外からの観光客が多くて
 
あまり行きたいと
思わなくなりました。
 
こういう仕事をしていると
たまに、ひどく
疲れを感じることがあります。
 
複雑性PTSDの症状を持つ人は
人をガッカリさせることが
とても上手な人も多いので
(わざとではなく症状ですが)
 
どんなに、それが
症状だとわかっていても
 
私も生身の人間なので
「ああ、もう無理かもしれない」と
思うことも多々あります。
 
 
それでも、どうして
続けているのか?というのなら
 
そうですね。
 
これです!という
明確な根拠はありません。
 
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私は、人のためとか
奉仕とかボランティアとか
利他の精神は
持ち合わせていないので
 
 
 人間のレジリエンス(回復力)を
信じたくて続けている。
 
それが一番
あっている答えかもしれません。
 
なので
相談者さんのトラウマと
向き合っているときは
 
トラウマというのは
本当に手強いなと
 
その悪魔的な存在に
押しつぶされそうになりますが
 
まあ、ほぞぼそと
 
息が絶えない程度に
 
これからも
活動を続けていきたいと
体力と相談しています。
 
複雑性PTSDの人は
約束を破ることが多い。
 
実際は、約束を守れない事情が
症状と絡み合って
山のようにあるのですが
 
そのせいで
社会的な信用を失うことも
多いものです。
 
私なども
相談者さんから
約束を破られっぱなしです。
 
ドタキャン
無断キャンセル
 
それでも信じて
ずっと待つわけです。
 
裏切られることを
過去、自分がクライエントだった頃に
散々経験してきたので
 
約束を破られるたびに
気持ちの切り替えが
必要になります。
 
なので、
そこそこ
つらいのです。
 
この仕事を続けていると。
 
 
人の気持ちに寄り添うだけなら
素人でもできます。
 
それが一番大事なのだけど
 
それだけでは
トラウマケアはできません。
 
 
 ま、今月も
ぽちぽち
ですね。
 
 
では昇天
 
 

 

 
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