リクルートHDの社長若くてパワフルでバチバチだなー。鹿児島の男で早稲田出身の叩き上げみたいですね。魅力ある男です。引き込まれる話で頷くことが多かったです。


アメリカにいて、日本を俯瞰して見ていて非常に納得感のある内容で勉強になりましたし、ハッという気付きがありました。


これまでの時代、これまでの日本、少子高齢化老朽化の限界を迎えている朽ちかけの日本の社会構造の変化、インターネット誕生以降の、AI誕生以降何倍もスピードアップした時代に取り残される理由、危うさ、改善点など。短い時間で非常に納得できました。出木場CEOの濃厚な実体験から出る言葉は重いです。大組織の中でバチバチ戦ってのし上がって来たんだろーなー。と迫力を感じました。


日本衰退の原因はインターネット以降の新世界に対応出来なかった。変化、進化を拒み続けたからだと思います。インターネット誕生までのオールドエコノミー世界では非常によくワークした組織も新世界では変化に対応しきれず滅んだ図体のでかい恐竜でした。時代は変わりました。高齢化した社会、これまでの成功体験にしがみつき、既得権益にしがみついてそれを認めない年長者が新世界を頑なに受け入れようとしなかった。そのツケが今来ていると。


ダーウィンが生き残るものは強き者ではなく、変化に対応できるものだ。と言いました。恐竜は死に、クマムシは今日も元気に生きてます。平家物語の冒頭に、「諸行無常」「盛者必衰」奢れる人も久からず、ただ春の夜の夢のごとし。 猛き者も遂にはほろびぬ、 偏 ひとへ に風の前の塵におなじ。とあります。


時代は生き物で諸行無常です。ビジネスの最前線で変化への対応を拒むなら死あるのみです。個人的だったりごく小規模ならばギリ生き残れるかもしれません。街の小さな電気屋さんとか、たばこ屋さんとかはまあ大体上がマンションで地主だったりするから主たる収入が家賃で節税にやってる場合が多いみたいですが。


時の流れに身を任せるだけでなく、流れに乗ってグングン前に進めるように力強く泳ぎながら時代を味方につけて自身の変化進化を楽しみながら柔軟に対応して生きていくのみです。非常に学びのある数分間でした。朝から良い気付きを得られて心がまた強くなりました。