沖縄地方本日は非常にお天気良く素晴らしい小春日和なので、読みながら寝落ちした書を捨て、洗濯ものを干して外に出ました。最近仲良くなった近所の奥さんと挨拶して、やっぱり僕は人が好きだなと感じました。善き人と話すのが好き。


何がとかはないんですが、違う、違う、そうじゃないと感じることがあり、翻って自分も改めて肝に銘じようと思ったことがあります。それは「お客様がどう思うか」を最重要視することです。自分らの自己満、自分本位の経営ではなく、お客様が喜ぶか、お客様に利便性があるかだけを考えるべきです。お客様のことを考えずに、或いは浅い決めつけと自己満で「これで良いだろう」「なにか新しいことをやれば良いだろう」と「とりあえずやった感」で自己満してもお客様には響かない。死ぬほど、目から血が出るほど、頭から煙が上がるほどお客様のことを考えて初めてお客様に届くなにかを生み出すことができます。


最近経営書を沢山読んでいて、中には以前読んだ名著もいくつかあるものの、経営の本質は時代が経っても変わらないと改めて感じました。常に100%顧客本位。絶対に自己満や独りよがりの物差しで独善的に考えない。自分が正しいのではない。お客様が正しい。客商売とはそうであるべきなのです。それが分かっていない殿様商売の多き事よ。自分がやりたい、大衆はこんな感じでやれば釣れるじゃろ。という浅はかでお客様を向いていない嘆かわしい経営ばかり。しかし、そんなものは賢く厳しい現代のお客様にはすぐに見透かされてしまうのです。


お客様を甘くみてはいけません。お客様は我々の浅知恵など見透かしています。お客様の要求は高いです。良いもの、価値があるものを適正にご提供しなければ決してご納得、ご満足は頂けません。また、売ったら終わりではありません。売ってからが関係の始まりです。ずっと一緒に歩んで頂けるように誠心誠意頑張ることが大切です。新規顧客獲得も大切ですが、同じかそれ以上に既存顧客の離脱がなきように心を繋ぎ止めることが大切です。


心と心で損得を超えてずっと付き合って頂けるように誠心誠意お客様に尽くす奉仕の精神が重要です。その基本なき商売は決して上手くいかないと思います。私も改めて肝に銘じなければなりません。片時も忘れないように。