(今回は夫が書いた文章です。

前回の私のブログのコメントのお返事は引き続き書きますのでよろしくお願いします。

今回のコメントは夫宛でお願いします。

お返事も夫が書きます。m(_ _)m)

↓ここより下夫。

 

お疲れ様です。
いくみ♪の夫です。
奥さんが前のブログ記事で書いた通り、The PEAKSラウンド15 石鎚山/UFOラインに参加し、無事制限時間内に完走しました。
地元開催という地の利を活かし、4月末にコースの試走に行ったものの玉砕。
それをこのブログで記事にしたところ、たくさんのコメントを頂いて、とても励みになりました。
ありがとうございました。
というわけで、試走後のPEAKS対策と本番の様子を、主に自身の記録用に記事にします。
画像が少なく文章多めですがご容赦下さい。

対策編
試走失敗後、 一番の原因は「ライド後半に脚が疲労し、登り坂でのスピードが格段に落ちたこと」だと考え、終盤まで脚を保つために自転車のギアを軽くした。
クランク 52/36→50/34
スプロケット 30/11→34/11
一番軽いギアに交換。
本番では常に軽めのギアを回すよう意識した。

本番一週間前には、ギアを軽くした自転車で、工事中で走れなかった旧寒風山トンネル辺りのコースを試走。

これでコース全体の試走完了。
試走の結果から、制限時間内にゴールできるよう、区間ごとの目標タイムを設定。
試走時、疲労で遅かった区間のタイムを短縮しなければ、制限時間内にゴールは不可能。

さらにエイドでの時間を意識的に減らすことに。
トイレ、ボトル補給、ストレッチはしっかり行い、食べ物は「ながら食い」か、持参するジェルやサプリを走りながら摂った。

荷物も極力減らした。
新たに小さめのフロントバッグを購入して、持参する補給食と予備のライト入れた。
ボトルケージの1つをパンク修理セット入りツールボトルに使い、飲料用にシングルボトルでも大丈夫なよう900ml大容量ボトルを購入。
サドルバッグは大きめなものを付けて、ライド中に使わない財布や車の鍵を奥に入れ、残りのスペースに脱ぎ着した衣類をたたまず突っ込むことにした。
あと手元にスマホや補給食等を入れておくハンドルポーチを付けた。

服は多めに準備して、当日の天候を見て決めた。
寒がりなので重装備になった。
上半身は夏用長袖インナーの上に半袖ジャージ、防寒対策で冬用アームカバーとリストバンドと夏用ネックカバー。
さらに上着にジレとウィンドブレーカーを装備。
ジャージは昔あった地元のサイクルイベントのもの。背中に「限界突破」とあり、まさにPEAKSにふさわしいとチョイス。


下半身は厚めの靴下とActcycのふくらはぎサポーターとインナーパンツの上に、10℃対応の長裾レーパン、さらに膝痛対策にレーパンの上からニーカバーを装着。
お腹を壊すと時間ロスになるので、ベルト式の腹巻きも適宜装着した。
雨具はワークマンのカッパ上下と普通のゴム手袋、ヘルメットカバーを持ってきていたが、朝は天気が良く予報も晴れだったので、車に置いてきてしまった。(これが失敗だった)

大会前日
会場は家から約2~3時間。地元開催万歳。
UFOライン経由で11時頃会場到着。
土小屋テラスで時間をつぶし、12時に奥さんがボランティアに行った後、自転車で少し走ることに。
山荘しらさまで軽く走って、中の様子を見学。
よさこい峠の坂道も少し走った。

 

14時に会場に戻ったら、受付がすでに始まってたので、列に並んで受付。

今回番号がA-001だったので、いろんな所で番号を確認される度に、「オッ、一番乗り!」みたいな反応された。

エントリー時からやる気マンマンだったみたい。
さらに長い列に並んで、予約してたTシャツと、お目当ての御守りを購入。

Actcycの靴下もお得価格で購入した。
奥さんは宿泊受付の仕事を頑張っていた。

 
今回は国民宿舎での前泊を予約してたのでチェックイン。

宿舎全体PEAKSの貸し切りで、部屋の前の廊下に自転車が置けたけど車に積んだままにする。
宿から駐車場まで歩いて5分くらい。
 部屋は4人部屋で布団4つ敷いたらスペースが無くなる感じ。

風呂に入って、食堂で早めの晩御飯(メインは牛丼)を食べて、同室の方々とPEAKS や自転車の話をしたりして過ごす。
変態エントリーの常連さんの話は参考になった。

21時頃消灯。
 
大会当日
午前2時前に目が覚めた。
同室の人達と4時起床と決めてたが、トイレも行きたいので荷物を持って部屋を出る。
そのまま車に行って、ジャージに着替え、ボトルを準備してから部屋に戻って再び布団に入った。
自分は準備が遅いので、早く目覚めて良かった。
4時に食堂で朝ごはんのおにぎり弁当を食べて、同室の方々と「頑張りましょう」と声を掛け合って宿を出る。

荷物は置いたままでもよかったけど全部持って出た。
体調は良い。
車で自転車を準備して、ちょうど5時くらいに会場入り。
車検(ライト、ベルの確認のみ)を受けて、スタートの列に並ぶ。
一般エントリーはスタート時間が3つ(5時30分、40分、50分)あって、並んだ位置が30分スタートグループの最後尾近くだったので、時間ロスした?と不安になったが、32分にはスタート出来たのでホッとする。

 

PEAKS START!


走行目標と実際走った結果をまとめた図↓

第1区間
CP1までほぼ下りなのでタイムも目標通りだった。

道が狭く急カーブも多く、参加者がまだ固まって走っているので皆慎重に下っていた印象。

集団で到着したのでチェックに少し時間がかかった。
次のトイレが遠いので、トイレに行って(野ションは禁止)、上着2枚を脱いでヒルクライム開始。

第2区間
AS1までほぼ登り。
軽めのギアを使うよう意識して走った。
さすがに疲れきった状態で走った試走の時より速く走れた。
AS1には奥さんがいたのだが会えず。

エイドは食べ物が充実。パッと取ってすぐ食べられた。

ボトルを補給して上着を着て出発。

第3区間
AS2まで下り基調のUFOライン。
ちょっとモヤってたかな。

自分より少し速そうな人をペースメーカーにして下ったからかかなりタイムが稼げた。
今回は登りは一人で黙々と走り、下りはスピードが近い人の後ろに、少し間隔を開けてついて行くことが多かった。

到着時、目標タイムより20分余裕ができた。(以後、タイム貯金と呼称する)

 

第4·5区間
ふもとのCP2まで下ってまた戻ってくるコース。

下りの途中交通事故のためストップしたが5分弱くらい。
もっと長く待った人もいたそうだから運が良かった。

自転車を押して事故現場を通りすぎた。
ふもとはさすがに気温が高く、一番薄着になってヒルクライム開始。
事故現場は警官はいたが自転車に乗ったまま通過できたが、ミラーの破片がたくさん落ちててパンクが心配だった。

最後の旧寒風山トンネルを抜けると天気が怪しい。霧が濃くなり小雨も降ってきた。

タイムは疲労のない状態で走った試走の時と同じくらい。
まだ20分ほどタイム貯金あり。

エイドではPEAKSの名物カレーが開店してたけど、食欲ががなくて食べず。(少し心残り)

この日エイドではゼリー飲料や炭酸飲料、ポテチをよく食べた。


第6·7区間
CP4まで下って戻ってくるコース。
ウィンドブレーカーだけ羽織って出発。
道幅の広い国道に出た際、先頭にいたのでスピード出して下ってたら、CP4で両脚がつってしまった。
チェックしたらすぐ出発するはずだったが慌ててストレッチ。

直後の登りは念のため慎重に登る。
幸いこれ以降、脚がつったり痛みが出ることがなくて良かった。
途中、奥さんのブロ友さんに遭遇、頂いたお土産のお礼が言えて良かった。

戻ってきたら天気はさらに悪くなっていた。

 

第8区間
スタート地点へと霧雨の中のUFOラインを走る。

山の下の方からから水気が吹き上げてきてる感じ。

復路は斜度きつめの登り基調。
視界が悪く数メートル先が見えないので気を付けて走る。
水没防止でサイコンも外していたので、自分がどの辺を走ってるのか分からなかった。
気付いたら瓶ヶ森の横を走ってて驚いたりした。
車もたまに走行していて、ハッとした。
ウィンドブレーカーも手袋も完全に濡れてしまって身体が寒い。
頭や顔はなぜか熱かった。
なんだか歯全体も痛かった。
水分は意識して摂るようにしていた。
下りは特に寒かった。
防寒着として上着とかカバー類とかこまごま着るより、雨具一式着れば良かったなと反省。
山の天気を侮っていた。
後で奥さんから聞いた話では、アイウェアが曇って苦労した人が多かったそう。
自分の度入りサングラスはレンズに通気の穴が空いているので内側はあまり曇らなかった。

表側だけワイパーみたく水をはらいながら走行した。
寒い寒いと言いながら走っているうちに土小屋に到着。
区間タイムは目標よりは遅かったが、視界が悪かったので仕方がない。

全体的にはまだ10分ほどタイム貯金が残っていた。

チェックを受けていると、他の参加者がスタッフさんに、車にある雨具に着替えていいか訪ねていて、OKをもらっていた。
自分も便乗してスタッフさんに確認をとって駐車場へ。
上半身は冬用長袖インナーと、山岳賞っぽい猫ジャージに着替え、下半身はそのまま。

上からカッパ上下を着た。
びしょびしょの手袋を脱いで、ワークマンのゴム手袋を装着。
補給は車にあるものですまし、最後にトイレに寄って出発した。

出発時、着替え時間のためタイム貯金は無くなってしまった(-1分)。

 

第9·10区間
石鎚スカイラインをCP5まで下ってまた戻ってくるコース。
下っていて気付いたけれど、土小屋から先は全く雨が降っておらず道も乾いていた。
下るほどに天気は良くなり、着替えたこともあり身体もポカポカしてきた。
途中工事用信号に引っかかったが、いいペースで下れた。

到着時タイム貯金は10分。

CP5には奥さんがいた。

スタッフさん達のノリがいいからか、テンション高めに感じた。

奥さんにチェックしてもらう。

元気ももらった。

 

雨具を脱いでサドルバッグに押し込んで、トイレ、補給、ストレッチをして、最終区間のヒルクライムへ。

この時タイム貯金は7分。

さらに第10区間の目標タイムはゆるめに設定してあるので時間は充分あるはず。

試走の時は脚の痛みで全くスピードが出せなかったこの区間。
脚に痛みは全く無く、調子良くペダルを踏めた。
試走の時は脚が痛くてたまらなかったのに。

今回のPEAKSを時間内に完走できた一番の要因は、冒頭にも書いたけど自転車のギアを軽くしたこと。
お金はかかったけどやって良かった。

少しでも早くゴールしようと、石鎚山ヒルクライムレース気分で思い切り走った。
疲労のためか心拍数は145から上には上がらなかったけど。
下り区間も脚を止めず最後まで走りきれた。

そして17時08分、ゴール!

達成感が半端ない。

最終区間は目標タイムより15分速く走れた。

フィニッシャータオルをかけてもらって写真撮影の列に並ぶ。
が、夕方の気温と汗だくのジャージで、ゴールの余韻が吹き飛ぶほど寒かった。

ようやく写真を撮ってもらって、ボードにコメントを書いた。

限界突破したよ!

エイドで温かい豚汁を頂いて駐車場へ行き、急いで撤収作業。

帰り道、険しい道の運転はしんどかったけど、奥さんと楽しくPEAKS話をしながら無事帰宅した。

 

↓当日の走行データ

 

 

 

まとめ

今回のThe PEAKSは、自分の自転車生活の中で一番のチャレンジでした。
完走できたからかもしれないけど、とても面白かったです。

あれこれ想像しながら準備を整える時間も楽しかったです。

一回参加したくらいでは本当の楽しさを味わいつくせないような、奥の深いイベントだと思うので、機会があればまた参加したいと思っています。

このようなイベントを開催する主催者、スタッフのみなさんも大変だったと思います。
感謝しかありません。
ありがとうございました。

ついてきて、応援してくれた奥さんにも大感謝。

少しでも興味がある方は、お近くにPEAKSがやって来たら、ぜひ参加の検討をお勧めいたします。
つらさを越えた先の楽しさがあると思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
長文駄文、失礼いたしました。
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