来月5月26日(日)に開催される、「The PEAKS ラウンド15 石鎚/UFOライン」に参加する夫が、GW前半中日に1人で試走に行ってきました。

夫自身のPEAKS対策のためと、他の参加者の方の参考になればと試走の様子を簡単ににっこり

※今回のコメントは夫宛てでよろしくお願いします。お返事も夫が書きます!

 

(以下夫の文章)

 ↓

PEAKSの詳細は省きます。

本番のPEAKSのコースは、距離180㎞、獲得標高4734m、制限時間12時間の山岳コースなのですが、今現在、予定のコースの一部が通行止めになっているため、代わりの短縮ルートが発表されています。

↑短縮コース(距離161㎞、獲得標高4202m、制限時間11時間)

 

今回はこの短縮ルートを走ったのですが、スタート地点や走ったルートの順番が違います。

スタート地点が短縮コースでは寄らない「道の駅木の香」であり、チェックポイント5は⑥関門ゲート駐車場なのに、勘違いしていておもごふるさとの駅まで行ってしまったため実際のコースよりも13㎞程長く走ってしまっています。

 

当日の様子

5:30「道の駅木の香」をスタート。

5.4㎞ある「寒風山トンネル」を、交通量の少ない朝のうちに済ませておこうと⑤トリム公園を目指す。

サドルの高さ調整のためいったん停車、木の香から2㎞先④寒風山入口の前をだいたい5:40くらいに通過。

トンネルに入ると長いダウンヒルが始まる。

距離19.5㎞ 平均勾配-3.6%(以下、数値はだいたいです)

幹線道路なので車道も路肩も十分に広く、きれいで走りやすい道。

道が濡れている箇所やグレーチングには注意が必要。

⑤トリム公園近くのトイレに6:15に到着。(所要時間35分、平均速度33・4㎞/h)

 

トイレを済ませ、薄着に着替えてから、6:20に④に向けてヒルクライム開始。

距離19.7㎞ 平均勾配3.7%

途中金子商店の自販機で水を購入。

7:37に到着。(所要時間77分(補給時間含む)、平均速度15.3㎞/h)

下りはそうでもなかったが、登りの寒風山トンネルは長く感じた。(時速15㎞くらいで約20分かかった。)

 

10分休憩して②寒風山登山口に向かう。

距離7.4㎞ 平均勾配5.7%

山の中の幅の狭い道。序盤の林の中の道は暗い。

8:22に到着。(所要時間35分、平均速度12.7km/h)

この日はUFOラインも石鎚山も、登山者、バイカーが多かった。自転車乗ってる人は思ったより少なかった。

旧寒風山トンネル前は封鎖されていた。

 

トイレと補給を済ませ8:30に出発。ここからUFOライン。

③瓶ケ森展望所のトイレを目指します。

距離16.8㎞ 平均勾配3.4%

ちょいちょい下り坂があるから平均勾配が低くなってるけど、7~8%くらいの急坂基調の道。

道は狭く荒れている。落石が多い。短いが電灯のない暗いトンネルが多い。(7つくらいあったかな?)

山の上だから、空は開けてて晴れていれば明るい。

そして途中に絶景あり。

しばし撮影タイム。(9:25)

多くの人が車やバイクを停めて、写真撮影していた。

 

に到着してトイレを済まし(何時に到着したか不明)、すぐ土小屋に向かいます。

距離10㎞ までは下り→上り→下り→上り。

山荘しらさ周辺は道が広くきれいだったが、基本狭いカーブの多い道。

UFOラインほど落石はないが荒れているところあり。

 

10:30土小屋に到着。(距離26.8㎞ 所要時間120分、平均速度13.4㎞/h)

ちょっと曇っていて肌寒かった。

少しお高い自販機の水やスポドリを購入して(いろはす200円・アクエリアス230円)、

厚着して、本来行く必要のない「おもごふるさとの駅」までダウンヒル。

(チェックポイントはおもごだと勘違いしてる。)

おもご→土小屋は「石鎚山ヒルクライム」のコースなので、上りも下りも何度も経験済み。

道幅は1車線だったり2車線だったり。交通量も多いので道はきれい。

10:50出発→11:40おもご到着。(距離22.1㎞、所要時間50分 途中上り区間あり)

お腹がすいたので何か食べようとお店の方に向かっていたら、夫婦ともどもお世話になっている、松山のスポーツ眼鏡店「SPORTS EYE松田」の松田さんと遭遇。

今かけている(写真右)ピンク色の度入りサングラスも松田さんに作っていただいたもの。

昼夜問わず使える濃さのレンズで、曇り防止のためにレンズに穴をあけてある。

度も普段使っている眼鏡に近い見え方になるよう調整してもらったので、違和感なく使える。

お買い得商品を販売中。
試供品も無料で配っていたので頂くことに。防サビ潤滑剤でチェーンオイルに使えるそう。
ブログの読者様情報によると、アメリカではスタンダードな商品らしい。
 
松田さんは昨年から、石鎚山ヒルクライムに出店者として参加しており、今年も参加するそう。
今年の開催日が決まったと教えていただいたので、帰ってから確認するとホームページが更新されてた。
売店でおにぎり2個を買って食べて、愛猫にマタタビを買って、
トイレや補給を済ませて、12:07 石鎚山ヒルクライムへ。
(→距離22.1㎞(下り区間含む)、獲得標高920m、上りの平均勾配6%)
おもごから⑥関門ゲート駐車場までは斜度が低いので快調に走れたが、調子が良かったのはここまで。
を過ぎると斜度が上がり、疲労がたまっていたのか腰の右側が痛くなり、足にも疲労感が。
ケイデンスも上がらず、重いペダルを踏んでいるとさらに右ひざにも痛みが。
仕方ないのでゆっくりでも上り続け、下り区間で一度休憩。(13:06)
腰に湿布、右足にファイテンを貼ったら多少ましになった。
どうにかに戻ってきたのは1:57。平均速度12.0㎞/h(下りも含む。)
再び高い水と、補給食にと草餅を購入。
 
さて、PEAKSには制限時間があり、今回走った短縮コースでは11時間。
を木の香方面へ再出発したのが14:12でその時点までの走行距離が120㎞。
自分の頭の中では⑥関門ゲート駐車場がチェックポイントだとは思っておらず、
「ゴールの寒風山入口まで残り約43㎞を2時間20分くらいで走り切ればOK。
 ①②白猪滝キャンプ場のヒルクライムが残っているが、残り距離から考えて5㎞くらいの短い上り?
 ③瓶ケ森展望所まで戻れば後は下り基調だからそれなら何とかなるかも…。」
などと考えながらよさこい峠からに向けて、祈るようにサイコンを見ながら下った距離は9㎞。しかも結構な斜度。
この時点で心が折れた。スタートしたものの(14:45)、スピードもケイデンスも上がらず、2度も足つきして途中休憩。
もう無理もう無理とつぶやきながら、よさこい峠に戻ってきたのは1時間後…。(15:45)
→よさこい峠距離9㎞、平均勾配6.8%、所要時間60分、平均時速9㎞)
ちなみに道は狭く、急カーブが多かった。下りは要注意。上の方だけ広くてきれいだった。
 
あと1時間で④寒風山入口まで帰るのはもう無理。
自分がコースを間違えてるとはつゆ知らず、運営が距離間違えてんじゃね?などと勘違いしたまま先に進む。
よさこい峠からアップダウンアップで、③瓶ケ森展望所近くのサイクルスタンドに到着。(16:27)
(距離6.8km 所要時間40分、平均速度10.2km/h)
正面に見えるのは子持ち権現山。
 
トイレを済ませ、厚着をして出発。
場所をとって邪魔だったけど、冬用のインナーを1枚持ってきていて正解だった。
寒がりの自分は、朝一の下りと、おもごへの下り、そしてこの③→④への下りの3回、半袖ジャージの上から冬用インナーを着て、さらにウインドブレーカーとジレを着て寒さ対策した。
もうボトルに残っている水以外は食料を食べつくしていたこともあり(土小屋での補給不足だったと思う)、トラブルは起こすまいと慎重に山を下った。
往路は景色がきれいだった瓶ケ森辺りは、霧が出てきて真っ白だった。
時折車が通ったり、登山者を見かけると寂しさがまぎれた。
大荷物の自転車で、反対方向へゆっくり上っていた外国人カップルは、明るいうちに目的地に着いただろうか?
 
タイムリミットの16:40、自分は瓶ケ森を過ぎたあたりの下りの途中。
走行距離は150㎞、10㎞足りてない…。
走行時間は約9時間。休憩時間減らせばなんとかなるか?と思ってみたり。
 
そんなこんなで17:43、約1時間遅れで④寒風山入口に到着
距離23.8㎞ 平均勾配-4.1% 所要時間68分 平均速度21㎞/h)
そしてヘロヘロになりながらも「道の駅木の香」に無事帰還。やれやれ。
 

まとめ

今回の試走で、頑張れば何とか時間内にゴールできるんじゃない?とか思ってた根拠のない自身が完全に打ち砕かれました。
You TubeでPEAKSの動画見てると結構な人数の方々が時間内にゴールしてたので、自分も行けると錯覚してたようです。
今の気持ちはリタイアがデフォルトです。関門に着いた時間次第ではそこでリタイアかなと思っています。
(脚がない状態で石鎚ヒルクライムのコースを上ると、どのくらい時間がかかるか分かったのは収穫でした。)
今回は短縮コースでしたが、通常コースはさらに距離と上りが増えるので、考えるだけで恐ろしいです。
だったら工事終わらなくていいじゃん?と思う一方、昼間に寒風山トンネルを走りたくないなと思うジレンマに陥ってます。
チェックポイントを勘違いしてたのは明らかに自分の準備不足でした。
なまじ道を知っている分、油断してルートをきちんとチェックできていませんでした。
しかしもしルートを間違っていなくても、今回は時間内にゴールできていなかったと思います。
 
希望としては、本番ではエイドがあるので、今回のように食料や飲料を自分で運ばなくていい点。
今回はリュックに水や食べ物をたくさん入れていたので、重量も増え、腰や肩に負担だったと思います。
負担と言えば、きつい上り坂での脚の負担。
対策として本番までに自転車のギアを軽いものに交換しようと考えています。
他にできることは、太らないよう気を付けたり、服装や荷物を厳選することでしょうか。
あとはいい意味でイベントの雰囲気に飲まれれて普段以上に力が発揮できれば…、なんて都合のいい考えを捨てられずにいます。
本番は晴れるといいな。雨だったらDNSかも。
 
長文・駄文失礼いたしました。
参考になれば幸いです。
 
 ↓色々なロードバイクブログが見られます。
こちらから🎵

にほんブログ村 自転車ブログ ロードバイクへ
にほんブログ村