暑かった、とにかく……。

盛夏にロングライドするのは(なるべく)やめよう……。

 You Tubeもあるよ!


●鳥取県に帰省
私の年イチの里帰りに合わせて、このお盆の8/14金曜日、かねてからの鳥取県横断サイクリングを断行。
↓寄ったところなど。
 
この140kmのコース、「鳥取うみなみロード」っていうらしいですよ、奥さん!
 
気温37℃とかになるこのクソ暑い時期に行かんでも……なんだけど、帰省したときしかチャンスがないので。
 
スタート日の朝実家にて。だらだら。
鳥取も普通にあっちぃ~……。
 
●スタート地点(鳥取県岩美郡 東浜(ひがしはま)駅)
最寄りの駅から一時間弱輪行して、鳥取県の東端、兵庫県との境の東浜駅から出発。
3年前にリニューアルしたばかりでとてもきれいな駅でした!
(わかりにくいけど天井が鏡になっています)
さあ行くぞっ!スタート。(8:15)
平坦に近い140㎞のコースなので、普通なら9時間ほどで余裕で走り切るくらいなんだけど、今回はとにかく暑くて休憩しまくったので、結果から言うと11時間強かかってゴールしました。
 
●山陰海岸ジオパークゾーン
お盆ということもあり、関西圏からたくさんの海水浴客が遊びに来ているようでした。
今回のサイクリングはしょっぱなのこのゾーンが一番アップダウンがありました。
 
●鳥取砂丘ゾーン
スタートから1時間ほど、距離20㎞ほどのこの地点で、暑すぎて最初の休憩。
アイスコーヒーを飲む私と、大きならくだのぬいぐるみ。(お店は「らくだや」さん)
鳥取砂丘は東西16㎞あるので、けっこう広いです。
ここ小学校のとき遠足で来た!懐かしい!
鳥取の一級河川、 千代川を渡ります。
この川を越えて片道7kmかけてママチャリで高校に通ったものです。
鳥取市街を抜け、国道9号線沿いに海岸線を西に走ります。
「道の駅 神話の里白うさぎ」前にて。
奥にあるのが縁結びのご利益のある「白兎神社」です。
とにかく暑いので、水道の水で全身びっしゃびしゃに濡らします。(すぐ乾くけど)
●初めての作戦
その後も走り続けたけど、暑くて死にそうになったので、夫が作戦を決行。
コンビニで↓購入。
で、ストッキングに氷を詰めて背中に入れるという、真夏のロードレース方式。
知識としては知ってましたが、まさか自分が実行する日が来るとは……。
とほほ、変態みたい……と思いましたが、これがテキメンに良かった!
めっちゃ涼しい!
背中は氷が溶けてびしゃびしゃになるし、その水がお腹の方に垂れてきてお腹を冷やしますが、「それでもこの方法をやらない選択肢はないね」と夫と効果を絶賛しました。
これは「魚見台」という撮影ポイント。
暑いけど、空と海の色は真夏が一番きれい。
●ランチ「デルマー」(鳥取市青谷町)
暑いので休憩したいのと、早めにお昼を食べようと見つけたカフェへ飛び込む。
鳥取には珍しくバイクラックもあってサイクリストウェルカムな感じ。
ボリュームたっぷりのカレーを頂きました♪
夫は目玉焼きの乗っためがねカレー。
お盆のハイシーズンでけっこう待ったけど、おかげでゆっくり涼むことができました。
 
●東伯郡北栄町の風車ゾーン
町直営の風力発電が9基あるそうです。
この辺りは北海道かな?ってくらい平坦な直線路がひたすら続きます。
道は走りやすいけど、日陰がなく照り返しもきつく、意識が朦朧としてきます。
この時13時半。16時くらいまで猛烈な暑さが続き、まあ地獄でした……。
 
2回目のストッキング氷作戦決行。
振り返ってみると、今回のサイクリングでコンビニに8回寄り、氷を8㎏、ペットボトルの水は11リットルも買ってました!
燃費が悪い!
私のボトルのドリンクは長年愛用しているこの海外製の電解質タブレット↓を溶かしたもの。
甘くないのでがぶがぶ飲め、おかげで私は暑いけど頭痛とか熱中症の兆候は起こりませんでした。
 
●青山剛昌ふるさと館(鳥取県北栄町)
コナンの作者は鳥取県出身ということで記念館があります。
コロナ対策で入館の人数制限をされているようでした。
私たちは外で写真だけパチリ。
●東伯郡琴浦町 菊港の「波しぐれ三度笠」
有名な彫刻家の作品らしいです。
笠をかぶった三人の江戸時代の旅人の姿だそうです。
●ぐったり……
15時過ぎ、体感の暑さがピークを迎え、自販機があるだけの何でもない駐車場の日陰で休憩。
夫もちょっと頭痛がするということで長めに。
日陰だけど地面は熱い…。
砂漠で暑くて倒れる旅人の気持ちがちょっとわかった……。
この照り返しが絶望的……。
でも、今回走った道路は全体的にきれいに舗装されていて、かなり走りやすかったです。
午後からは強めの向かい風にも苦しめられました…。(風速7mとか!)
偏西風を考えたら、横断は境港⇒鳥取ルートが楽かも。必ずしもではありませんが…。
無心でペダルを回します…。
●米子市に突入
たぶん右奥の山が、中国地方最高峰の「大山(だいせん・標高1729m)」だと思います。
私は子供のころ3回は登ったんじゃないかな。
夫と父は「来年は登山しよう」と話してましたが……。まじか。
このとき17時頃、やっと日も傾いてきてかなり暑さがやわらいできたように感じ、夫と「ヤマは越えたね。」と話し、ここまでは暑すぎて言葉少なだったのが、二人とも元気が出てテンションが高くなってきました。
 
●白砂青松の弓ヶ浜サイクリングコース(米子市~境港市)
ここは今回のサイクリングで一番楽しみにしていたコース!
15㎞の距離でなんと獲得標高3m!です。(笑)
海のすぐそばをのんびり走ることができます。(車は通れません。)
太陽がまぶしい。
途中にバイクラックのある撮影スポットもありました。
高いのが大山だと思います。
弓ヶ浜サイクリングコースの終盤にて、私達が今夜泊まる「ホテルエリアワン境港マリーナ」の前を通りました。
(Go toトラベルを利用したので、二人で素泊まり6000円弱でした。
 ただしGo toトラベルは東京都民は適用されないため、都民でない証明が必要でした。
 身分証的なものを全く持っていなかった私は、夫の配偶者ということで何とかパス。次回は注意しよう……。)
今日のゴールは鳥取県の西の端の「境港駅」なので、今は通り過ぎます。
 
ようやく境港の港に。
時刻は18:50分、だいぶ日が暮れてきました。
●水木しげるロード
鳥取はコナンと鬼太郎で頑張っています。
境港市の商店街一帯がゲゲゲの鬼太郎のテーマパークと化しています。
↓水木しげる記念館前。
お店はほとんど閉まっていました。
道沿いには177体の妖怪ブロンズ像が設置されているそう。
ねずみ男~!やっとここまで来たよ~!
握手!(実はしてない)
 
●ゴール!(境港駅 19:00)
どうなることかと思ったけど、着いた~!
目玉の街灯がちょっと怖い(笑)
二人とも疲れ果てていたため、ゴールの余韻に浸ることなくさっさとホテルに引き返します。
でホテル到着。今日の140㎞の旅は終わりました。(19:20)
予定よりも時間がかかってしまい、すっかり日は暮れていました。
諸々計画を立ててくれて、暑い中写真と動画を撮ってくれた夫にありがとう。
自転車は部屋には持ち込めないので輪行袋に入れます。(夫が。ありがとう。)
私もできることを……。
 夜ご飯は近くのご飯やさんで海鮮丼。
私は過去イチハード(命の危機を感じたという意味で)なサイクリングでしたが、念願の計画だったので、満足しました!
夫は真夏のロングライドはもうしないと反省していました。
(標高の高い山ならありかも?とのこと…。)
翌日は米子駅から輪行して実家に帰宅しました。
 

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