鳥取射撃場

鳥取県鳥取市国府町稲葉丘2-202-13(国府町稲葉丘公園)

 

陸軍歩兵第40連隊の射撃場(射撃演習場)は明治30年頃に設置された。射撃場は池田侯爵家から献納された土地だったようで(池田家は歩兵第四十聯隊の敷地の半分を献納)、設置当初の名称は鳥取射的場。いつしか鳥取射撃場と改名されている。

 

出典:アジア歴史センター(C07072877300)陸軍省「鳥取射的場防弾の件」

 

具体的な資料を探せず、大日本者神國也「鳥取陸軍射撃場」を参考にいたしました。いつも大変お世話になっております、ありがとうございます。

 

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稲葉丘地区の案内図

射垜(的を置く場所)は稲葉丘公園になっており、なんとなく面影は残っている(気がする)。

 

射撃場の周囲は宅地開発されているが、射撃場の射垜(稲葉丘公園)から垂直に伸びる道路のみ、往時の面影を遺す。

 

射垜(稲葉丘公園)

射撃場だったという案内版は一切無し。

 

 

 

奥の斜面は藪が濃くてみえず

 

 

射垜(稲葉丘公園)から射台方向をみる

 

陸軍境界標石

射垜と射台の中間くらいの場所にあるが、移設したものと思われる。

 

 

 

 

終わり

 

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山陰地方を代表するソウルフード「赤てん」

 

 

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