[東京第一陸軍造兵廠遠江射場]④信管類の諸施設
静岡県掛川市浜野
設置:昭和13年(昭和15年に東京第一陸軍造兵廠所属に改編)
目的:造兵廠で製造された火砲と砲弾の性能テストなど
接収:昭和13年(第1次接収)、昭和15年(第2次接収)、昭和17年(最終接収)
敷地:東西約16km、総面積984ヘクタール(主に現在の国道150号から海岸線までの海岸砂地帯。掛川市浜野地区から御前崎市池新田地区)。射場の主要施設は西端の浜野地区に集中。
人員:約100人(軍人は1人/残りは在郷軍人など)
出典:静岡県戦争遺跡研究会「静岡県の戦争遺跡を歩く」P.46、抜粋
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射場の西端(浜野地区)の配置図
出典:静岡県戦争遺跡研究会「静岡県の戦争遺跡を歩く」P.48
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(12)信管検査観的哨
屋上に監視所があったようで「転落防止柵が崩れている」と、ご近所の爺様談
覘視孔からの景色
原点砲列は東に向けて発射するが、信管実験は西端で行われたようだ。
観的哨の北側は防爆の土塁がある。
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(12)信管検査司令所
建物内には電源供給室も併設されていたらしいが、詳細不明。
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(図には記載なし)信管保管所?
三方を防爆の土塁で囲んでいる。平屋だが天井が高い。3部屋あり窓がない方の1つの部屋は(たぶんオリジナルの)鉄扉がある。
この部屋には窓があるが、窓を厚板で塞いでいる。。
背面は窓(開口部)がない。
つづく・・・・
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ホテルヴィラくれたけ、地産地消の朝ごはん
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