佐世保要塞小首堡塁②15K砲座など

長崎県佐世保市俵ヶ浦町

 

小首堡塁

起工:明治31年6月6日

竣工:明治33年9月12日

備砲:克式中心軸35口径24センチ加農砲×4門(4座)、克式前心軸35口径15センチ加農砲×2門(2座)

標高:24K→118メートル、15K→121.5メートル

目的:港口前面に於ける敵艦の封鎖作業を妨げ、且つ比隣堡塁と協力して砲戦を成すを目的とし、其の軽砲を以て前進水雷を掩護す

廃止:大正8年要塞整理にて廃止に分類→大正12年に復活→昭和8年修正計量要領にて24加廃止→昭和12年2月20日24加除籍/昭和17年2月10日全部廃止/同年4月15加撤去

 

出典:「現代本邦築城史 第2部 第7巻 佐世保要塞築城史」

 

佐世保要塞で4番目に竣工(明治33年9月)した砲台。

 

北側の丸出山堡塁と同じく敵艦との砲戦を想定。日清戦争で鹵獲した克式中心軸35口径24センチ加農砲×4門を主兵装とした。24Kは昭和12年に廃止されたが、副兵装の克式前心軸35口径15センチ加農砲は残され、昭和17年に撤去されるまで砲台として存続はした。

 

 

左翼観測所から塁道を下り、右折すると15K砲台に出る。

 

15K砲座

克式前心軸35口径15センチ加農砲×2門(2座)

 

砲側庫

 

砲座(左)と砲側庫(右)

 

15K砲座

 

即弾置場の色やデザインがかっこいい

 

あーーーー

 

 

では、帰りますかね。

 

 

ん?

 

 

トイレでしたー(^o^)

 

 

 

 

終わり

(北側に小首地区司令所があるが、後述)

 

 

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