[大湊防備隊]葦毛崎海軍電探基地①

 

幕末:鮫台場

昭和16年12月:大湊防備隊鮫角特設見張所を設置

昭和18年:電探基地となり対空警戒のため2式2号電波探信儀1型を設置

昭和19年:兵員22名体制に増員(1個小隊)

出典:八戸地域の戦時遺構に関する研究、P.50より抜粋

 

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赤丸=電探基地、兵舎=緑、青丸=マイルポスト

出典:国土地理院1948/04/29(昭23)USA R272 92

 

昭和16年12月に日本近海に連合軍の潜水艦が侵入、以後、敵潜水艦による船舶の被害が急増する。昭和17年10月、海軍は青森県の尻屋崎南方〜石巻沖にかけて、沿岸防備強化のため機雷礁を設置している。

 

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葦毛崎海軍電探基地

戦後は展望台

 

 

往時は、電探の基礎部分の石垣はあったが、円盤基礎の周囲の上に建つ石壁はなかった。戦後、展望台にするときに造ったもの。戦時中は土台(円盤基礎)のみ!

出典:八戸の戦時遺構についての研究、P.49より抜粋

 

電探用の環状基礎、円盤基礎の外周にある柵の基礎?みたいなのは残っていた

環状基礎は径2.25メートル

 

 

 

なるほど、見張所としても最高の立地だ

 

 

 

 

え?

え?

え?

左側の円盤基礎、削った?

 

前回は崖崩れだか何かで補修工事をやっていた時に訪れたんだけど。。。

この時は左側の基礎の円盤は確認できる

 

 

 

 

VISIT HACHINOHEのホームページを見ると、

往時の空撮写真が出てくる。円盤基礎、ちゃんとあるのだが。

 

出典:VISIT HACHINOHE [葦毛崎展望台 大須賀海岸エリア]より

 

削り取られている(`_´)

 

もうね、残念過ぎるわ (´・ω・`)