三瓶原陸軍演習場②:西の原監的所
島根県太田市三瓶町池田
1892年(明治25年)9月、第5師団の大砲射撃場として三瓶原陸軍演習場が開設された。場所は三瓶山の北西の裾野。敷地は拡大していくが演習の合間には放牧が許可された、とか(今の牧場が該当)。
現存する監的所は2つ。
2つめは三瓶山の北西(西の原)、「やまの駅さんべ」の背後の丘陵にある。
「やまの駅さんべ」の駐車場奥の切れ目から向かって左側に歩く。笹はひどいが明確にわかるハイキング道?の傍らに陸軍の境界石がある。
(陸軍マーク付き)
やがてハイキング道は消える。獣道的なやつを探しつつ、笹の海を藪漕ぎしながら直登する。
文字は消えているが、たぶん陸軍の境界石(と思いたい)。
山頂?でいきなり監的所が現れる。
なかなかの面構えだ。
ん?
櫓のような鉄塔が倒れている(・∀・)
これはオリジナルっぽいぞ!
監的所の頂上部に小さな基礎がある。
トタン板の小屋は戦後のものだろう、さすがにw
では監的所に入りまーーーす。
扉はもともと無かったようだ。
覘視孔の下部には小机はない。
堪能した!
戻ろう。
笹の海を藪漕ぎして
生還なり。
*
三瓶原陸軍演習場、西の原監的所
島根県太田市三瓶町池田