小串回天発射基地
鹿児島県肝属郡肝付町小串集落
国道448号線から集落を通り海岸に抜ける細い道。突き当たりに軽自動車が5台ほど駐車できるスペースがある。ここから海に向かって右の小さな橋を渡る。
田圃?原っぱ?のあぜ道(踏み固められた道)を山へと進み、山の入口へ。
山の入り口には、虎ロープが貼られている。
釣り人がつくってくれた道を約15分歩く。道はすれ違いが難しい獣道で、釣り人が貼ってくれたロープを使いつつ進む。道中はなかなかスリリング(・∀・)
目的地の岩場の上部に到着。
予備知識が無いとさっぱりわからないが、ここが人工的に掘削してつくった回天発射基地で、3基分の発射場が現存している。
当時は回天を海へ送るレールが敷設されていたが、戦後の幾度かの大きな台風でなくなったと、されている。
岩をよく観察すると、人為的に開けられたビス穴を散見する。穴やレールがあったと思われる所は、鉄さびがびっちりついている。
この辺りは、釣り人の人気スポットらしい
付近には格納庫っぽいのは見当たらず、全く別の場所にあったのかもしれない。
さて帰ろう!
山を下りて、田圃?原っぱ?に戻る。この辺りは海軍の宿営地だったようでコンクリート基礎があちらこちらで見かける。
橋は海軍時代のものか?
造りは荒い(T_T)