読谷村比謝川沿いの陸軍特攻艇(○レ)秘匿壕群

沖縄本島

 

 

 

比謝川の河口に近い渡具知の岩盤に6ヶ所の特攻艇(○レ)秘匿壕群が現存する。

 

<特攻艇(○レ)>

 

 

 

 

1944年(昭和19年)12月、北谷から読谷の海岸に米軍が上陸することを想定して、陸軍海上挺進基地第29大隊が特攻艇秘匿壕を築造、陸軍海上挺進第29戦隊が駐留した。

 

 

 

ただしここに小型戦闘舟艇である四式肉薄攻撃艇(マルレ)が装備されたかは不明。

 

 

 

 

 

1945年(昭和20年)2月14日、陸軍海上挺進基地第29大隊と海上挺進第29戦隊は、第24師団と独立混成第44旅団の陸戦部隊と改編され、この地を去った。米軍が上陸したのは同年4月1日だった。