各務原陸軍飛行場の穹窖掩体壕
不動山(矢熊山)の南麓の岩盤を掘り込んだ穹窖掩体壕。部分的にコンクリートで補強されている。
幅19X奥行29X高さ7m。民家(廃墟)の敷地内にある。
雑なつくりだ。
1917年(大正6年)6月、各務原陸軍飛行場が竣工。各務原陸軍航空支廠、川崎航空機工業各務原工場、三菱重工業名古屋航空機製作所各務原格納庫などがあり、重要な飛行場に位置づけられた。
戦況の悪化を鑑み、1944年(昭和19年)7月頃から飛行場の南の長平山と荒井山の山腹、不動山の山腹に多くの掩体壕がつくられた。
大半が土塁の無蓋掩体壕だが、コンクリート壁の無蓋掩体壕、有蓋掩体壕や穹窖掩体壕もある。
穹窖掩体壕
不動山(矢熊山)の南麓
廃墟とはいえ民家の敷地内なので、詳細は割愛。