明けましておめでとうございます
築地で購入した食材を頂きながら紅白を見て
2015年の最後の日を過ごしました。
去年は地元に帰らず東京で年越しをしたので
少し時間が出来た時に映画“杉原千畝”を見てきました。
第2次世界大戦中、リトアニア領事代理として
ユダヤ難民にビザを発給し多くの人の命を救った
杉原千畝さんの半生を映画化したものです。
現在、杉原千畝さんによって助けられた方の子孫の方々が世界中に4万人もいらっしゃるそうです。
他国の人の命の為、自分の立場を顧みず
日本政府に背く形で発行された“命のビザ”
御本人の勇気にも感銘を受けますが
そんな夫を支える奥様の姿もとても心に沁みました。
終戦70年特別企画でこの映画が制作されたそうですが
90歳の私の祖母は戦争を経験していますので、
体験談をよく話してくれました。
映画の世界はフィクションの物が多く
いつも現実とは遠く離れたものなのに
今回は祖母の話と重なり、他人事とは思えず
本当にあったことなんだなと思うと
あまりの残酷さに胸が締め付けられました。
世界中でもテロや紛争が起きている昨今、
戦争というものは決して
私達にとって遠いものではないですよね。
戦争を経験していない私達も
2度と起きてはならない事だと
伝え続けなければなりませんね。
従来はバタバタとしてしまう年の瀬ですが
2015年の締めくくりはとても考え深いものになりましたよ(^^)
少し長くなってしまいましたが、