食糧サミット開幕
今日、ローマで食糧サミットが開幕した。
毎日JPのニュース記事によれば、
(http://mainichi.jp/life/money/news/20080604k0000m020120000c.html )
『食糧サミットの開幕演説で、主催する国連食糧農業機関(FAO)の
ディウフ事務局長は先進国に対し強い言葉で語りかけた』という。
「ある国は年間1000億ドル(約10兆円)もの食糧を
浪費し、武器取引は1兆2000億ドルに上る。飢餓に
苦しむ人を救うための300億ドルがないなどと言える
のか」
多くの発展途上国が、食糧不足にあえいでいる。
それに追い討ちをかけるかのように穀物の価格は上昇しており、今後、
世界人口の増加がさらに危機を拡大するという。
ハイチという国では、泥のビスケットを食べるほど食糧不足が深刻だという。
私たちも食生活を見直し、食糧を大切にしなければと考えさせられる。
アフリカ開発会議 今日横浜で開幕
第4回アフリカ開発会議(TICAD)が今日、横浜で開幕した。
福田首相は2012年までにODAを2倍にすると表明したことが
報じられている。
このアフリカ開発会議に招待されていない国がある。
それは、ソマリア。
17年間、無政府状態が続く国だという。
ちょっと、Wikipediaで調べてみた。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%82%A2
現在も、イスラム勢力が暫定政府と武力闘争を展開しており、
子供までも銃を手にして戦っているという。
たったいま、News Zeroでも報道された。
日経新聞5月26日(月)の社説「春秋」にも関連のコメントがある。
鬼丸昌也氏(1979年 福岡県生まれ)は、元子供兵の社会復帰支援事業を
実施している。
http://blog.livedoor.jp/tokotowa_99/archives/cat_50033047.html
世界には数多くの子供兵が存在しており、10歳前後で兵士となって
戦っている現実があるという。
平和な日本にいては、想像できない現実である。
彼の著書「ぼくは13歳 職業、兵士~ウガンダの元子ども兵が教えてくれたこと~」
一度、読んでみたいものである。
by PUKU