【フジテレビのポップアップで解説】勉強の集中力が高まる家庭の環境とは? | 受験専門の心療内科 東大赤門 吉田たかよし

【フジテレビのポップアップで解説】勉強の集中力が高まる家庭の環境とは?

 

勉強の集中力が高まる家庭の環境とは?【受験専門の心療内科】


 

受験の心療内科

 

勉強の集中力が高まる家庭の環境とは?

 

 

 

 

以前、フジテレビ「ポップアップ」という番組で、私が提唱している勉強の集中力と効率が上がる環境づくりの4つの方法を解説察せていただきました。

 

 

受験勉強を効率よく行って志望校への合格を確実に勝ち取るためには、勉強する環境を整えることがとても大事です。

 

そこで、脳医学の研究で実証されている法則を応用して、集中力を高めることができる4つの方法をご提案しました。

 

 

いずれも、どこのご家庭でも、今すぐ簡単に実践できることばかりです。


大半の受験生が、受験勉強のストレスや入試に落ちるかもしれないというプレッシャーと戦いながら勉強しています。

 

これによって、本人も気づかぬうち脳への負担が積み重なり、やがて集中力を維持できなくなって、重度のスランプに陥ってしまうことも多いのです。

 

そうならないよう、勉強の集中力が高まる家庭の環境に変えられる4つの方法を、今日から取り入れていただきたいです。

 

 

この4つの方法は、それぞれ、具体的には何をどのように実践すれば良いのか?

 

一つ一つの方法が、受験生の脳に、どのような効果をもたらしてくれるのか?

 

テレビでご紹介して頂いた内容を、さらに深掘りしてご紹介いたします。

 

 

 

 

  勉強の集中力と効率が上がる4つの方法とは?

 

フジテレビでご紹介していただいた4つの方法とは、こちらです!

 

 

①行き詰まったら公園で勉強する!

 

②カーテンの色は青系にする!

 

③お風呂でスマホを活用して暗記する!

 

④トイレでは苦手科目の勉強を重点的に行う!

 

 

  公園の木々のゆらぎでスランプから脱出!


受験勉強をしていると、スランプに陥るというのは、誰にでも起こりうることです。

 

そんな時に自宅にこもって勉強していると、イライラが募り、これによってますますスランプが重くなってしまいます。

 

こういう場合は、思い切って自宅から飛び出して公園で勉強することが、スランプからの脱出に効果があります。

 

 

人間の脳は、公園のような開放空間に置かれると、脳の扁桃体の活動が穏やかになり、不調に陥っていた脳の働きが改善されやすくなります。

 

さらに、公園にある木々が風によって揺らぐことにより、脳内のストレスが緩和され、勉強の集中力が蘇ってきます。

 

また、植物の葉から放出されるテルペン類という揮発成分が、ストレスを緩和する効果も持っています。

 

このように公園での勉強がとても大きなメリットをもっているのです。

 

 

  青系の色彩が脳内の集中力を高める!

 

勉強の集中力を高めるには、部屋のカーテンの色は青系のものにするのがベストです。

 

色彩が脳に与える影響については、様々な研究が行われていますが、受験生の方に特に注意していただきたいのは、赤色は集中力を低下させる困った作用を持っているということです。

 

元々、赤い色は、脳に対して性的な本能を刺激する効果があり、その影響を受けて、勉強のような知的な活動については能力を低下させてしまうという実験結果が発表されています。

 

 

それに対し、正反対である青系の色については、脳内で様々な欲望を抑え、勉強などの集中力を持続させるのに効果があるという実験データが出ているのです。

 

実際、こうしたデータを元に、集中力を低下させたら死亡事故につながる病院の手術室では、青系の色に統一する施設が世界的に増えてきています。

 

勉強部屋についても、できるだけ青系の色を増やしたほうが受験に有利に作用します。

 

とりわけ面積の大きいカーテンについては、特に青系にするのが望ましいわけです。

 

 

  トイレは苦手科目の克服に効果!

 

受験生であれば、トイレの時間も勉強に有効活用したいところですが、脳医学的には、実はトイレは、苦手科目の克服に効果が高いことが分かっています。

 

人間はトイレで用を足している時、副交感神経が優位になる性質を持っています。

 

このため、苦手科目であっても、緊張して苦痛を感じるといことが起きにくくなる傾向があるのです。

 

 

実は、意外にも、苦手科目は能力が低いから苦手になるという、誰もが当然だと思っていた因果関係は、ごく一部に限られていることが、メンタル医学の研究で明らかになってきました。

 

では、どうして苦手科目は苦手になるのか?

 

犯人は苦手意識だったのです。

 

はじめは、単なる思い込みの苦手意識だった場合が多く、苦手意識を持つことでその科目の勉強に苦痛を感じ、これによって勉強の効率が落ちてしまって、あとから本当に苦手科目になることが多いのです。

 

 

ですから、そのような感情が生じにくいトイレという空間は、苦手科目の克服に絶好の場所だといえるのです。

 

トイレに暗記したい事項を紙に書いて貼っておく受験生は多いと思いますが、やみくもにこうしたことを行うのではなく、特に苦手な科目、特に苦手な分野に限定して、貴重なトイレの時間を有効活用するというのがおすすめです。

 

 

  最新の脳医学で脳をパワーアップ!

 

受験生の方は、ご紹介した4つの方法を実践して、勉強の集中力と効率をアップさせ、志望校への合格を勝ち取ってください。

 

ただし、明らかに集中力が低下しているという受験生は、最新の脳医学を活用して、なかば力づくで集中力を高めないと、志望校には合格できません。

 

そのため、私のクリニックでは、脳の背外側前頭前野を磁気のパルスを当てることで活性化させ、脳の働きを良くして現在の偏差値より高い志望校への合格を目指す、「早期合格コース」というプログラムを設けています。

 

「早期合格ース」のご案内 ⇒ クリック!

 

どうしても高い偏差値の大学に合格したいという受験生は、ぜひ、こちらもご検討いただければと思います。

 

 

  ご自分でできる集中力アップ、ベスト10!

 

それから、世界中の脳科学やメンタル医学を総動員し、効果的に勉強の集中力を高められる10の方法を厳選してご紹介しています。

 

それが、こちら!

 

【ご自分でできる集中力を高める方法、ベスト10】

 

 

① 集10秒間、立ち上がり、脳の脳幹網様体に刺激を送る!

 

② 右手に渾身の力を込めてガッツポーズをし、脳の左側前頭葉を刺激する!

 

③ 座ったまま、3分間、目を閉じて、前頭前野の疲労を回復させる!

 

④ 勉強時間と休憩時間のサイクルを短めに設定しておき、脳にメリハリを記憶させる!

 

⑤ 雑念が湧いてきたら、「数学・数学・数学」など科目名を3度唱えて言語中枢の力で集中させる!

 

 

 

⑥ 「○○君、頑張れ!」と自分の名前を添えて自分で励ます!

 

⑦ 勉強している姿をウェブカメラやスマホで録画し続け、第三者の視点で自制心を高める!

 

⑧ ゆっくり大きく息を吐くことにより、副交感神経優位に促し、脳の扁桃体の暴走を止める!

 

⑨ 背筋を伸ばしてアゴを引き、脳の本能的な領域に集中すべき状況にあることを教える!

 

⑩ 鳥のさえずりなど自然音をBGMで流す。ただし、ボーカルの入った曲は逆効果!

 

 

こちらのブログで、過去10年くらいのなかで、一度くらいはご紹介したものが多いのですが、一箇所にまとめて解説したほうが、受験生の方には便利だと思い、クリニックのホームページに、特設の「集中力(Improve Concentration)」のページを設けてもらいました。

 

なぜ、この10の方法が集中力をアップさせるのか、その根拠となる脳の仕組みを知っておいたほうが、より効果が上がります。

 

ぜひ、以下のクリニックのホームページの解説もご一読ください。

 

「集中力(Improve Concentration)」⇒クリック!

 

 


 

 受験勉強の集中力を高める10の方法 

 

 10秒間、立ち上がり、脳の脳幹網様体に刺激を送る!

 

 右手に渾身の力を込めてガッツポーズをし、脳の左側前頭葉を刺激する!

 

 座ったまま、3分間、目を閉じて、前頭前野の疲労を回復させる!

 

 勉強時間と休憩時間のサイクルを短めに設定しておき、脳にメリハリを記憶させる!

 

 雑念が湧いてきたら、「数学・数学・数学」など科目名を3度唱えて言語中枢の力で集中させる!

 

 「◯◯君、頑張れ!」と自分の名前を添えて自分で励ます!

 

 勉強している姿をウェブカメラやスマホで録画し続け、第三者の視点で自制心を高める!

 

 ゆっくり大きく息を吐くことにより、副交感神経優位に促し、脳の扁桃体の暴走を止める!

 

 背筋を伸ばしてアゴを引き、脳の本能的な領域に集中すべき状況にあることを教える!

 

10 鳥のさえずりなど自然音をBGMで流す。ただし、ボーカルの入った曲は逆効果!

 

 

 


10秒間、立ち上がり、脳に刺激を与える!


ご自宅や自習室で勉強しているときに、集中力の低下を自覚したら、10秒間、立ち上がりましょう。

 

これにより、脳全体のメインスイッチの働きをしている脳幹網様体が刺激を受け、集中力が回復します。

 

このとき、勉強を中断する必要はありません。

 

頭の中で問題の解法を考えたり、必要事項を記憶をしたりしながら、立ち上がれば、勉強時間のロスは、ほぼゼロに抑えられます。

 


右手に渾身の力を込めてガッツポーズ


末梢神経と脳は、左右が交差してつながっています。

 

このため、右手でガッツポーズをすると左側の脳に刺激が伝わり、一時的ではありますが、意欲を集中力を高める作用が生じます。

 

立ち上がるほうが効果は大きいのですが、試験を受けているときは、立ち上がることができないので、こちらを行いましょう。

 

ガッツポーズを行う時間は5秒間ほどで十分ですが、渾身の力を込めて脳に強い刺激を与える必要があります。

 


3分間、目を閉じて、前頭前野の疲労を回復


人間の脳は、大脳新皮質の約70%が視覚情報の処理に関わっています・・・

 

続きを読む ⇒ 本郷赤門前クリニックホームページ「集中力(Improve Concentration)」

 

当院ではTMSは18歳以上が対象です。
 

 

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