入試失敗の原因はスマホによるブレインフォグ?頭に霧がかかって学力低下!【受験専門の心療内科】 | 受験専門の心療内科 東大赤門 吉田たかよし

入試失敗の原因はスマホによるブレインフォグ?頭に霧がかかって学力低下!【受験専門の心療内科】

 

 

 

受験の心療内科

 

 

入試失敗の原因はスマホによるブレインフォグ?頭に霧がかかって思考力とヤル気が低下!

 

 

 

 

 

今日のテーマは「スマホの過剰な使用によって起こるブレインフォグ型の受験うつ」についてです。

 

 

今年の入試のシーズンも概ね終わりました。

志望校に合格できず、今、悔しい思いをしている受験生も多いはずです。

 

 

浪人が決まり、来年に再起を図るため、脳の働きやメンタルを改善するために、私の心療内科クリニックを訪れる受験生も増えています。

 

今年の受験の経過について問診をすると、

いよいよ追い込みをかけて勉強に励まなければならない時期に、逆に勉強時間が大幅に減ってしまった・・・。

そして、気がつけばスマホばかり眺めていた・・・。

そんな残念な経過をたどった受験生が少なくありません。


その原因として、私のクリニックで専門の検査を行ったところ、「ブレインフォグ型の受験うつ」になっているケースが多く見つかりました。

 

「ブレインフォグ」とは、直訳すると「脳の霧」です。

その特徴は、複雑なことを考えようとすると、頭の中が霧で覆われたような感覚になり、じっくりとした思考や理解ができなくなってしまうことです。

当然、一生懸命に勉強しても、勉強の成果は上がりません。

 

また、脳内で意欲がわかなくなる状態になるため、勉強のヤル気も出なくなり、勉強時間は大幅に少なくなります。

その結果、成績は低迷してしまうのです。

 

 

「ブレインフォグ」というと、新型コロナの後遺症としてなるものだと思っている人が多いようです。

もちろん、そのようなケースも多いのですが、新型コロナだけが原因ではありません。

いろいろな原因によって生じる「ブレインフォグ」がありますが、受験生に限っていうと「ブレインフォグ型の受験うつ」が多いという特徴があります。



「ブレインフォグ型の受験うつ」には、もう一つ特徴があります。
受験生自身は入試が近づいてきたら、勉強を頑張らなければならないということは自覚しています。

だから、簡単に勉強を放棄して外出したり、あからさまに遊んだり休養を取ることはしないのです。

 

ただ、スマホを少し眺めて現実逃避することなら、精神的ハードルは低いと感じます。

だから、ついついスマホを手に取ってしまうわけです。

そして、一時的なものと思いながらも、結果的に勉強への戻りが難しくなり、気がつけば一日が過ぎてしまいます。

 

 

さらに、見落としてはいけないのは、スマホを眺め続ける生活自体が、「ブレインフォグ型の受験うつ」をますます悪化させてしまう要因でもあるということです。

 

スマホやゲーム、パソコンなど、デジタルディバイスが脳に与える刺激が長時間にわたって続くと、脳の情報処理のメカニズムに偏った負荷を与えてしまうからです。

その結果、成績はズルズルと下がってしまい、当然の結末として、入試には軒並み失敗してしまうということになるわけです。


「ブレインフォグ型の受験うつ」を放置すれば、来年の入試についても、志望校への合格は非常に困難となります。

しかし、この場合、成績が低迷しているのは、根本的な学力の低下が原因ではありません。

「ブレインフォグ型の受験うつ」について適切な治療を受ければ、成績が大幅に回復し、志望校への合格も十分に望めるのです。


受験生やその親御さんは、この「ブレインフォグ型の受験うつ」についてよく理解し、その可能性を感じたら、私のクリニックでの検査を受けていただきたいです。

詳しくは私のクリニックのホームページ「ブレインフォグ型の受験うつ」で解説しておりますので、ぜひご一読ください。

 

 

 

 
 

吉田たかよし院長のおすすめ記事

 
 
 


 




 

 

本郷赤門前クリニックの合格実績