受験生親子必見!9月・10月の「燃え尽き症候群」を乗り越える方法
受験の心療内科
受験生親子必見!9月・10月の「燃え尽き症候群」を乗り越える方法
今日のテーマは「受験生親子必見!9月・10月の「燃え尽き症候群」を乗り越える方法」です。
受験燃え尽き症候群に注意!
9月から10月にかけて、受験生の間で増えてきているのが「受験燃え尽き症候群」です。
4月から始まる一学期の間、一生懸命に勉強し、夏休みも引き続き一生懸命に勉強してきた受験生が、二学期に入ると突如、緊張の糸が切れたかのように勉強や受験に対するやる気を失ってしまう現象がここ数年、特に増えてきています。
その状態はまるで意欲が燃え尽きたかのようで、このため「受験燃え尽き症候群」と称されます。
燃え尽き症候群の背景
もともと「燃え尽き症候群」とは、受験が終わった後に次の目標が見つからず意欲が枯渇してしまう状態を指していました。
これは一般的に「5月病」として知られているものの中で、かなりを占めています。
「5月病」とは、大学に合格したのに、5月頃に無気力になって大学生活に適応できず、大学に通えなくなってしまうものです。
一般的には、「5月病」は適応障害だとされています。
でも実際には、「5月病」には、燃え尽き症候群も多く含まれていたのです。
最近の傾向
しかし、最近の受験生はメンタルがデリケートになり、受験がまだ終わっていない段階で燃え尽き症候群に陥ってしまうことが増えています。
特に秋の段階での発症が目立っており、これは受験の結果に深刻なトラブルをもたらします。
受験が終わってからの燃え尽きと違って、受験がまだ終わらない段階での燃え尽きは、入試の結果に大きな影響が出てしまうからです。
燃え尽きのきっかけ
特に、9月から10月にかけての燃え尽き症候群は、多くの場合、模擬テストの結果がきっかけとなっています。
真面目な受験生は、夏休みを利用して得意分野の補強を行い、9月や10月の模擬テストで良い結果を目指しています。
そのために夏休み中に過度な努力をし、脳に負担をかけることが多いのです。
脳に対して無理をしてしまうと、その疲労やストレスが蓄積し、 脳がそれ以上 頑張れないというギリギリの状態になって9月10月を迎えることとなります。
更にそこに、模擬テストの結果が悪いという心理的なダメージも変わってしまうと、神経科学的なダメージと心理学的なダメージと両方がダブルで加えることによって、深刻な受験燃え尽き症候群になってしまうわけです
回復させる方法
受験燃え尽き症候群になった場合の対応方法については、私のクリニックのホームページ「受験生の燃え尽き症候群(Examination burn-out syndrome)最先端の心療内科治療と入試合格の鍵」で詳しく解説しています。
是非、そちらをご一読ください。