頭に霧がかかるのはコロナのせいではなかった!「ブレインフォグ型受験うつ」とは?
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今日のテーマは「頭に霧がかかるのはコロナのせいではなかった!ブレインフォグ型の受験うつとは?」です。
今、多くの受験生が勉強をしているときに「頭に霧がかかる」という感覚に苦しんでいます。
応用問題を考えようとしたら、頭に霧がかかって思考が止まる・・・。
論述しようと思っても、頭に霧がかかって文章がまとまらない・・・。
この現象は一般的に「ブレインフォグ」または「脳フォグ」などと呼ばれ、思考がぼんやりとして集中力が散漫になるといった状態を指します。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が世界的に流行して以来、その長期的な影響や後遺症についての報告が増えてきました。
その中の一つが、この「ブレインフォグ」です。
「ブレインフォグ」は文字通り「脳のもや」を意味し、思考がぼんやりとして集中力が散漫になるといった状態を指します。
COVID-19に感染した一部の人々が、回復後もこの症状に苦しんでいるとの報告が寄せられています。
ただし、受験生の場合は、コロナに感染していないのに「ブレインフォグ」を起こす、あるいは、コロナに感染した経験があっても、実は「ブレインフォグ」はコロナと無関係だという場合がとても多いということがわかってきました。
ブレインフォグの主な症状には、以下のようなものがあります。
・集中力や注意力の低下
・頭が重く感じる、思考がぼやける
・一時的な記憶喪失
・物事を理解するのが難しくなる
・決断を下すのが困難になる
これらの症状は、受験勉強や入試問題を解く場合に大きな悪影響を及ぼし、志望校合格を阻みます。
こうした症状が出た場合に、短絡的に新型コロナの後遺症に決めつけてしまう人もいますが、実際に検査や診察を行うと「ブレインフォグ型の受験うつ」がかなりの多数を占めるということがわかってきたのです。
特に受験生は、学習のプレッシャーや不安感が高まることで、慢性的なストレスや不安、過労によってブレインフォグを引き起こすリスクが高まります。
これが「ブレインフォグ型の受験うつ」なのです。
受験うつが進行すると、学習効率の低下、情緒不安定、自己否定感、過度の疲労感などの悪循環に陥る可能性があります。
これらがさらにブレインフォグを悪化させ、思考や集中力、記憶力の低下を引き起こします。
ブレインフォグを治すにはどうしたらいいのか?
ご家庭でできる対策は、どんなことがあるのか?
受験生のブレインフォグについては、クリニックのホームページ「受験生のブレインフォグ(Brain Fog in Exam Students)」のページで詳しく解説しています。
ぜひご覧ください。
「受験生のブレインフォグ(Brain Fog in Exam Students)」
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