こんな簡単なことでスマホ依存が治った?心療内科医が実証!受験生は即実践しよう! | 受験専門の心療内科 東大赤門 吉田たかよし

こんな簡単なことでスマホ依存が治った?心療内科医が実証!受験生は即実践しよう!

 

 

 

受験の心療内科

 

 

スマホの目隠しで成績アップ勉強の集中力と視野の関係

 

 

 

 

今日のテーマは、テレビやスマホなどを「目隠し」することで成績を上げる勉強法のご紹介です。

スマホを見続けて勉強しないのは論外です。

でも、みなさんは、スマホを見るのをしっかり我慢できていて、勉強時間が確保していれば、それで問題はないと思っていませんか?


スマホと脳機能との関連を調べた研究では、たとえ、自分の意志でスマホを見るのを完全に我慢できていても、スマホが近くにあれば、それだけで、脳は集中力を低下させてしまうというデータが出ています。

 

つまり、勉強の効率が自分が気づかぬうちに下がってしまっているということです。

受験生にとって、これは、とてももったいないことですよね。

 

そうなってしまう理由は、スマホの着信に備えて、脳がスマホを使う準備状態になっているからです。

脳はスマホを使うための情報処理が問題なくできるように、認知機能のリソースを使います。

そのぶんだけ、目の前の勉強に関する情報処理に使えるリソースが減ってしまうのです。

 

 

では、スマホが着信しないようにしておいたらどうかというと、それでもダメ。

理由は、スマホを使いたいという衝動に対して、脳は我慢をし続けていることになるからです。

 

我慢するために脳のスペックの一部を割いてしまいます。

だから、勉強そのものにあてる能力は減ってしまうわけです。

 

また、我慢はストレスを生じるので、それによって脳疲労がたまりやすくなります。

このことによっても、勉強の効率は落ちてしまうのです。

 

 

もちろん、受験が終わるまでスマホを持たない生活ができるなら、それに越したことはありません。

でも、現実にはそれがかなりむつかしいということは、受験生を専門に診療している心療内科医として、私自身、肌身にしみてわかっているつもりです。

 

では、どうすればいいのか?

その答えが、ダイエットの研究で解明されました。

 

ついつい食べたくなるおやつを棚に入れるなど、視野に入れないようにすれば、それだけでダイエットの成功率が上がるというデータが出ているのです。

 

まったく同じことがスマホにも言えるのです。

つまり、スマホが見えないように目隠し状態にすれば、それだけで、スマホを使いたいという衝動が一定程度、出にくくなるということです。

 

 

具体的には、スマホを引き出しに入れる、カバンに入れるなど、視野に入らなければそれでいいのです。

この勉強法の詳しいやり方は、ホームページの記事でご紹介しています。

 

実はこの方法は、NHKの「テストの花道」という勉強をテーマにした番組で解説させていただいた勉強法です。

この方法を含め、目の前の科目に集中する方法、効率の良い休憩の取り方など、スタジオでご紹介した他の勉強法もホームページでご紹介しています。

 

ぜひ、以下をクリックしてご一読ください。

 

 

詳しい解説を読む

⇒ 本郷赤門前クリニック ホームページ

 

 

 
 
 

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