試験の成績は肩こりと目の疲れで下がる?心療内科医が教える受験ストレス対策! | 受験専門の心療内科 東大赤門 吉田たかよし

試験の成績は肩こりと目の疲れで下がる?心療内科医が教える受験ストレス対策!

 

 

 

受験の心療内科

 

 

肩こり目の疲れ受験生のストレスの対処法

 

 

 

 

受験生の肩こりと目の疲れ

その原因と効果的な解決策

 

受験生の皆さん、受験勉強で眼の疲れや肩こりに悩んでいませんか? 

実は、眼の疲れと肩こりは、一見、まったく種類の違う症状のように感じますが、人体で起こっている現象は、意外にもまったく同じだということが明らかになっているのです。

 

さらに、肩こりと目の疲れが、もし、それが激しい症状であった場合は、受験生の脳と心が抱える大きなストレス性の疾患と関連していることがわかってきました。

それが、試験の成績を下げる大きな要因になってしまうのです。

 

 

脳と心のトラブルが原因となって、肩こりと目の疲れを生み出す・・・。

さらに今度は、肩こりと目の疲れが原因となって、脳と心のトラブルを悪化させる・・・。

この悪循環が、入試の失敗に直結するメンタル面の疾患を生み出す可能性があることが明らかになってきたのです。

 

 

でも、これらの問題を理解し、肩こりと目の疲れに対して、誰でも簡単にできる適切な方法で対処できることも、研究で解明されてきました。

それを実践することで、受験生はより健康的で効果的な学習を達成することが可能になるということです。

その具体的な方法をご紹介しましょう。





肩こりも目の疲れも、その起源はホモサピエンスが誕生した20万年前にさかのぼります。

我々の祖先は、危険な環境で生き延びるために、様々な反応を身につけました。

 

その一つが、肉食獣に首を襲われて失血死するのに対抗するため、彼らは首と肩の筋肉を緊張させることで自己防衛を試みまたことです。

また、彼らは敵の動きを正確に追うため、緊張すると眼の筋肉を完璧にピントを合わせようとしました。

その結果、目の中でピントを合わせている筋肉が凝ってしまって、それが目の疲れになるのです。

 

 

肩こりと目の疲れは、一見、かなり種類の異なる症状のような気がする方が多いでしょう。

しかし、どちらも、筋肉が凝って不快な症状になるということも、その原因や起源についても、医学的にはまったく同じ現象だと言っていいくらい似ているものなのです。

 

 

これらの反応は、現代の人間にも受け継がれているため、受験生のような若い世代でも、受験ストレスによって目の疲れや肩こりが起きるのです。

単に長時間、勉強しているだけで生じているわけではないのです。


受験生は、試験に合格するためのプレッシャーや恐怖感と戦っています。

これらの感情は、原始時代の獣に襲われる恐怖と似たような反応を引き起こします。

それゆえ、受験生は、肩こりや眼の疲れといった、原始的な防御反応に対する現代的な証拠を経験しているのです。


こうした症状を放置すると、それが脳にフィードバックして、受験ストレスはさらに悪化します。

それによって悪循環の危険なスパイラルに陥って、入試の時期には「受験うつ」を発症しているというケースもあります。



しかし、ご安心ください。

この問題を解決するための簡単で効果も高い方法があります。

それは、勉強中、15分ごとに立ち上がり、3分間は立ったままでの状態で勉強するというサイクルを繰り返すことです。

 

15分座って3分立つ。

この周期が大事なのです。

 

世間では、目の疲れを蒸しタオルで和らげるとか、マッサージなどの肩こり対策がよく行われます。

これらも悪くはありませんが、こうした世間で行われている対策の多くは、基本的には症状を一時的にとるだけの対処療法にすぎません。

 

ただし、受験ストレスの対策には、その根本的な原因である脳の受験ストレスを緩和する根治療法が必要です。

15分座って3分立つのは、そのための効果があるのです。

 

詳しくは、今日、クリニックのホームページに解説ページを設けましたので、こちらをご参照ください。

 

受験生の目の疲れと肩こり

「受験うつ」を招く脳と心のSOSサイン

 

 

 

詳しい解説を読む

⇒ 本郷赤門前クリニック ホームページ

 

 

 
 
 
 

吉田たかよし院長のおすすめ記事