受験パニックを起こしやすい性格受験への影響と合格の対策
今日のテーマは、受験パニックを起こしやすい 性格についてです。
6月に入って、5月に受けた模擬テストの結果が 返ってきている受験生も多いと思います。
思ったほど成績が伸びていない、あるいは、本来の学力ほどの成績が取れていないという方は注意してください 。
今の段階でテストで実力を発揮できない場合の原因として、本番に弱い、もっと言えば緊張に弱いタイプの受験生が多いのです。
この場合、現在は大丈夫であっても、入学試験の本番では緊張感が大幅に高まりますので、そこで受験パニックを起こしてしまうという方が 、毎年、大勢出てしまっているのです。
受験パニックというのは 、緊張して頭が真っ白になってしまって問題が解けなくなってしまう ものです。
場合によっては、手から汗が吹き出して 、解答用紙がベトベトになってしまって解答できなくなってしまう…。
そんな受験生もいます 。
受験パニックは 、実力が発揮できないという点で、受験生にとって最悪とも言える症状です。
これが怖いのは、普段のテストではさほどではないのに、本番の入試で症状が 一気に何段階も ギアを上げて強くなってしまうことがとても多いということです 。
もともと受験パニックは緊張によって生じますので、 その症状の重さは試験を受けているときの緊張の高まりに応じて大きくなってしまいます。
当然、模擬テストよりも本番の入試の方が、緊張は格段に大きくなりますので、受験パニックも症状がひどくなるということです。
ですから 、どういう人が受験パニックになりやすいのかということを理解しておいたうえで、該当する受験生は、その対策を今のうちから行っていただくことが、 志望校への合格を勝ち取るためにとても重要なわけです。
まず 受験生の中で 決定的に受験パニックに やりやすいのか、真面目で完璧主義だという性格です。
真面目というのは成績を上げる上でとても重要な要因で、ぜひ、 真面目だと自覚している方は、このことに対してプライド感を感じながら 、一生懸命受験勉強頑張って成績をあげていただきたいです。
ただ合格を勝ち取るという点では、 受験パニックのリスクは高いので 、今からその対策は取っておく必要があると思います 。
次に 受験パニックを起こしやすい 性格として挙げられるのが 、人間関係でストレスを感じやすい性格だということです。
普段の学校生活の中で、あるいは クラスメイトとの人付き合いの中で、ストレスを感じやすいという人は 、もともと 脳内でストレスに対抗するストレス耐性が低い傾向があります 。
このため 入学試験で 緊張してストレスを感じてしまうと、脳がストレスを対処できる上限であるストレス耐性を超えてしまって、そのことによって受験パニックが起こってしまうのです。
受験パニックは決して緊張感だけで起こるのではなくて、緊張感で生じたストレス耐性の上限を超えてしまうからこそ起こるわけです。
だからこそ 人間関係でストレス耐性が低い人は、やはり入学試験でもストレス耐性が低いという傾向は間違いなくあります。
また 肉体的に 疲労感や倦怠感を感じているという人は、入学試験の時に 受験パニック起こしやすいということが傾向として出ています。
これは 、受験生の親の世代であれば、純粋に肉体が疲れているからそれが疲労感として出るということが多いのですが、受験生の世代では 肉体は、 特別な病気ではない限り 元気な状態のかたが 圧倒的に多いです。
それでもなお疲労感を感じる、倦怠感を感じるというのは、それは脳が疲れている、脳疲労によって 生き生きとした活動ができにくくなっているということが原因です。
これによって 受験ストレスに受験の緊張感を乗り越える力 が低下してしまい、それで受験パニックを起こしてしまうということが起こるのです。
このような性格の方は、ぜひ、 受験パニックを簡単に防ぐことができる「さびワンフレーズ法」という方法がありますので、ぜひ、実践していただきたいのですが、今から練習をしておいていたほうが確実に入学試験を乗り越えられます。
昨日 私の クリニックホームページで 「さびワンフレーズ法」のやり方を紹介したホームページの記事を 開設しました。
是非こちらをご一読いただきたいと思います。
詳しい解説を読む
⇒ 本郷赤門前クリニック ホームページ